学校長より

    

はためけ われらの校旗

のびゆけ われらの道

とびたて われらの夢

どこまでも続く松並木、そして白い砂浜、その向こうに青い海―これが万葉の時代から景勝の地として名高い、かつての高師の浜であり、その地に大阪府立高石高等学校があります。

奈良時代、多くの文化人が大陸から大和の国にやってきて、当時の最先端の技術や華やかな文化を伝え、日本文化に多大な貢献をしてきたことは、よく知られているところです。その頃、この地に帰化した人々が「高志」と名乗る帰化人の集団でありました。それゆえ、当時からこの地は文化の香り高いところであったのです。

大阪府立高石高等学校は、大阪府で111番目の府立学校として、昭和52年に開校しました。歴史は40年を少し超えたほどではありますが、先に紹介したように、「この地」にあることが、本校生徒の「自信と誇り」を醸成し、並居る伝統校にも負けない実績をこれまで積み上げてきております。

「はためけ われらの校旗(はた)」 「のびゆけ われらの道」 「とびたて われらの夢」

 ここに挙げた言葉は、本校の校歌のフレーズです。

 在校生諸君は、わずか3年間ではありますが、将来の自分を形成する貴重な期間です。「今」という時間を、精一杯自分の成長に注ぎ込んでほしいと思います。

私たち教職員とともに、高石高校で大きく成長していきましょう!

卒業生の皆さんは、在学時の「自信と気魄」を思い起こし、新たな目標を掲げ、ぜひ挑戦してもらいたいと思います。

そして、受験を控えた中学生の皆さん、

さぁ、今度はあなたの出番です。高石高校で自分の可能性を開花させませんか?

心配は御無用。本校教職員の応援体制は万全です。

高石高校に係わっているすべての皆さんにエールを贈りたいと思います。

校長 和田 文孝