平成28年度 学校教育自己診断の結果

保護者のみなさまへ

校長 田尻 由美子

 保護者の皆さまには、本校の教育活動について、日頃より多くのご理解とご協力をいただき、心よ
り感謝申し上げます。
 平成28年度学校教育自己診断アンケートの結果について、報告いたします。
    アンケートは、各設問4段階で評価していただきました。上位2段階が肯定的な評価となります。                                生徒調査集計表へ         保護者調査集計表へ    

          生徒集計結果                    保護者集計結果   

【全般】
 生徒アンケートには昨年度より設問を5つ増やし、全25問としました。昨年度より肯定率が向上し
た設問の割合は、生徒85%、保護者20%、教職員56%。保護者の肯定率の割合が落ち込んで
いますが、数値の変化はほとんどみられませんでした。「先生は子どもの評価を適切・公平に行っ
ている」83.7%「学校は保護者の相談に適切に応じてくれる」86.2%と、保護者の高い評価を得
ており、今後もご家庭と連携を取りながら、さらなる取り組みを進めてまいります。
      
【学習指導等】
 
「学校に行くのが楽しい」71.4%「先生は生徒の話をよく聞いてくれる」74.6%「先生は、自分が
努力したことを認めてくれる」77.7%といずれも70%以上の高い評価を得ている反面、「授業は
分かりやすく楽しい」53.5%と低く、ICT機器が充実していないことや、学校の図書室利用率が
32.9%と低く活字離れが影響しているのかも知れません。
 分かりやすく楽しい授業の実現のため、読書習慣やアルバイトに対する指導を含めた家庭学習の
在り方を改善し、学力向上の取り組みを進めていく必要があると考えます。
      
【進路指導】
 「将来の進路や生き方について考える機会がある」84.9%、「学校は進路についての情報を知ら
せてくれる」82.6%と高い評価で、昨年度のポイントを上回っています。
 『キャリア教育の充実』が生徒の満足を得られる形で実施されていると思います。
      
【生徒指導等】
 今年度の遅刻回数は、昨年度より激減しています。平均して年間1人あたり約7回遅刻していた
のが、約4回にまで減ったということです。学校の基本である授業を大切にしようという姿勢のあら
われです。「生活規律や学習規律などの生活習慣の確立に力を入れている」「命の大切さや社会
のルールについて学ぶ機会がある」が76%、「挨拶は自分から進んで行うよう心掛けている」71%。
 保護者の方も生徒指導の方針に共感し(76%)、日頃から学校と保護者とが連携して学校生活
の充実に努めていることが窺えます。
 本校教職員も様々な場面で相互の連携を図りながら「チーム西寝屋川」として、日々生徒の指導
に取り組んでおります。今回のアンケート結果を踏まえ、教職員一同、本校教育の一層の充実に
努めてまいりますので、今後ともご理解ご協力をお願い申し上げます。