「悔しさ」 


僕はこのサッカー部でたくさんのことを学ばせてもらった。
一年生の時、サッカー部員と言われるような存在でもなかったしその自覚すらなかった。同期にはその先輩と共に成長していく奴もいたけどその中で自分も頑張ろうとも思うことはあまりなかった。だけど選手権で三年生が悔しくて涙を流している時に、自分はこんなにも全力で努力している人に比べて何を頑張れたんだろうと思った。
2年になって、代替わりをして頑張ろうと心の中では思って毎日を全力で駆け抜けていたと思う。それが目に見えて評価されてメンバーに入ることができるようになって試合にも出させてもった。初めての公式戦は途中出場で強豪のBに何もできずに終わった。悔しかった気持ちが1番大きかった。それからは努力が認められスタメンに選ばれることが多くなった。IHにも出させてもらったが結果は一回戦負けに終わった。スタメンに選ばれても目に見える結果が出ないし自分が出るよりも他の人が出たほうがいいのでは無いかなと思うことが多くなっていき自信がなくなっていた。78期の選手権では自分が出る機会はなかった。ただメンバーに入っただけで終わった選手権。悔しかったし、自分が情けなかった、そこで78期は引退になった。
3年になってからは幹部に選ばれて初めは何をしたらいいのかもわからなかったし、仲間にばかり目を向けて要求ばかりしていた。今思うのはこれはチームのためではなく、自分のためでしかなかった。そんな中でもチームは成長していったし後輩、同期のプレーが成長していって、人間性が変わった奴だっていた。IHでは勝ち進んでいくことができて打倒強豪私立のチャンスがきたが一失点目のシーンは自分の同サイドの選手が決めた。これを止めていたらもう少し79期のメンバー全員でサッカーできていたと感じて悔しかった。
選手権がもうすぐ始まる。僕自身は悔しい思いばかりのこのサッカー部だったけど、今思うとこれが本気になれている証拠だったと思う。一年生の成長もこの短い期間で感じているし、2年にはプレーでも人間的にも成長しているのを感じる。
79期は僕に居場所を作ってくれたし、しんどい毎日を乗り越えた仲間だと思う。そして何よりも感謝している。先輩に迷惑ばかりかけてどうしようもなかった代が四條畷高校サッカー部の歴史を変えれると僕は信じてる。これまで僕は自分に自信がなかったけど、今のこのチームと一緒なら勝てるという自信が湧いてくる。少しでも長くこの全員でサッカーができるように選手権勝ち進もう。


3年プレイヤーK

掲載:顧問佐藤