「ものづくり応用実習」の授業では、溶接の実習をしていました。
溶接とは、金属の部品に電気やガスの熱を加えて溶かしたりくっつけたりする技術のことを言います。
生徒たちは遮光マスクと皮の手袋や防護服であるエプロンをつけ、非常に温度の高い溶接棒を使用しな
がら鉄を溶かし、斫る作業をおこなっていました。
溶接の際、教科担当の先生からは「音を聞くように」という指示がありました。うまく溶接できている
ときは、バーナーのような「ボーボー」という音ではなく「ジジジ・・」という音がでます。
そのように音を聞くことでもうまく溶接できているかどうか判断することができます。
鉄板と溶接棒の微妙な距離感が難しいようで生徒たちは集中して何度も練習をしていました。
ものづくりの楽しさと難しさを学び、この技術が将来につながればと思います。