本校の理科の授業を紹介します。
「科学と人間生活」の授業では、プリン型透明せっけんの製造という実験をおこないました。
ビーカー内のラードとヤシ油とエタノールを60~70度でキープしながらかき混ぜていき、
泡立ってきたところで砂糖を入れて溶かしていきます。溶かしきったらその液体を容器に流し入れ、
固まればせっけんになるというものです。
この実験では沸騰させないことがキーワードで、生徒たちは温度計をじっと見る係やかき混ぜる係
など役割分担しながら興味をもって取り組んでいました。
だんだんと液体の色が変わってきたりするなかで、自分たちと他の班の様子を比べてみたりしながら
透明せっけんを造りました。実際にせっけんとして使用でき、ほのかに良い香りのするアロマオイル
を混ぜ合わせたりするなど楽しそうに実験していました。
「生物基礎」では、アレルギーに関する学びの授業をしていました。
授業は、パワーポイントを使用してアレルギーの基礎からアレルギーが発症したその後の対応等も
含めて学びます。生徒たちに生きていくうえで知っておいて欲しい知識はもちろん、生徒への発問
を促しながら考える授業が展開されていました。
少し難しい内容もありますが、プリントに記入しながら生徒たちは熱心に聞いていました。