入学おめでとう!

4月8日(水)18時より入学式を行いました。新入生は入学式をもって堺工科高等学校定時制の生徒となりました。

みんな緊張感と新たな希望をもって入学式に臨んでいました。失敗を恐れず、いろんなことにチャレンジしてください。

以下に式辞を記します。

 

式辞

 

春真っ盛りとなったこの佳き日に平成27年度入学式を挙行できますことを心から嬉しく思います。

本日、新入生を迎えるにあたり、ご多忙にもかかわりませず、ご臨席を賜りましたご来賓の皆さま、高いところからではございますが、厚く御礼申しあげます。

新入生の皆さん、入学おめでとう。保護者並びに新入生の関係者の皆さま、誠におめでとうございます。

さて、新入生の皆さん、皆さんは今、大きな期待と少しばかりの不安、そして新鮮さと緊張感を胸いっぱい抱えているのではないでしょうか。皆さんが高校生となって学ぼうと決めたその志は、誇ることができるものです。

ここで、皆さんに一つの言葉を贈ります。それは、「初心忘るべからず」という言葉です。「初心を忘れずに」という意味です。室町時代に能楽を大成させた「世阿弥」という人が残した言葉です。現在では芸事の意味を離れて、「初めてその事にかかわった時の感動や意気込みを忘れずに物事にあたらなければならない」と解釈されるようになりました。

人は、迷ったとき、岐路に立ったとき、ともすれば、楽な方、簡単な方を選びがちです。しかし、私の経験からすると、目先の楽は、結局あとで後悔することになります。迷ったときこそ、「初心」を思い出し、道を間違わないでください。

「初心」とはまさに今の皆さんの気持ちのことです。どうか、今のこの気持ちを高校生活、そして人生の原点として、しっかりと心に刻んでください。

ここで、今日から有意義な高校生活を始めるにあたって2つのお願いがあります。

一つ目は、「目標をもつ」ということです。人間は目標があって初めてがんばることができます。明確な目標があれば、どんな困難にも耐えることができます。しかし、目標は、与えられるものでもなく、向こうからやってくるものでもありません。一人ひとりが自分から探し求めるものです。本校では、知識や技術を身につけるだけでなく、社会の中で、たくましく生き抜く力をつけるための様々な取り組みがあります。真面目に取り組んで、将来に対する大きな夢を描き、しっかりとした目標を探し求めてください。

二つ目は、「挨拶」です。

人生の中で、色んな人と繋がりができ、その繋がりの中で、互いに助けたり、助けられたりしながら成長していきます。しかし、どの人とも最初は初対面です。ファーストコンタクトは「挨拶」から始まります。お互いが黙っていれば、何も始まりませんし、時として、気まずい空気が流れます。挨拶があれば、お互いの気持ちがそれだけでぐっと和み、コミュニケーションがとりやすくなります。そういったことから、「挨拶」のできる人は、自ずと人脈も多く、その人の周りに人が集まってきます。挨拶は幸福への入り口です。少しの勇気をもって「挨拶」のできる人間になってください。

最後になりましたが、保護者並びに関係の皆さま、改めまして、ご入学、おめでとうございます。

皆さまと学校が共に手を携えて、自己実現に導いていくことが大切であると思います。どうか、本校へのご理解、ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

それでは、新入生の皆さんが、学校生活の中で、自らを磨き、輝き、たくましく成長することを心から祈念して、式辞といたします。

 

 

                        平成27年4月8日

                     大阪府立堺工科高等学校

                           定時制課程 准校長 山田 浩