最初に少しだけ、公式インスタのことに触れます。本日(9月29日)現在のフォロワー数は3,244人。最初の投稿が6月6日なので、116日間で割ると、1日平均28人ずつフォロワーが増えているということになります。その間に投稿した記事の数は135、これも1日平均にしたら1.16になります。纏めて言うと「毎日投稿して116日経ったらフォロワー数が1日28人ずつ増えて、遂に3,244人になりました」というお話です。

 恥ずかしながら、私は、生まれて初めてインスタグラムというものをしましたので、この数字がどんな意味を持っているのか持っていないのか、よくわかっていません。最初は生徒に教えてもらって始めました。その後、教頭先生に助けてもらってやり方を覚え、三丘生の日常を知ってもらおうと、コツコツ投稿してきたというのが正直なところです。

 人間って単純なもので、閲覧数が多くなると嬉しくなります。これがSNSの恐ろしいところかもしれません。プロフェッショナルダッシュボードというボタンを押すと、コンテンツごとの閲覧数が多い順に表示されます。これを見ると、三国丘高校公式インスタの特長がわかります。

 閲覧数…ぶっちぎりのトップは「京大見学会」の64万5千件です。因みに第2位は「韓国芸能専門高校との国際交流」で11万3千件、第3位は「進学フェア」の9万5千件です。どの記事の動画も写真も、撮ったまま何の加工もしていないものばかりです。動画に文字を入れたり出演している三丘生が何かをPRするということは皆無です。これは偉そうに言えることではなく、ただ単に、私が編集などのスキルを持っていないだけのことです。編集しなくても、これだけたくさんのみなさんにご覧いただけるというのは、素直に嬉しいことです。

 前置きが長くなりましたが、今回取り上げるのは、閲覧数トップの「京大見学会」。そのリアルな成果です。下にPDFでお示しした生徒レポートを読んでみてください。勿論、4名分しかありませんので、優秀なレポートだけです。2年生全員が参加した行事ですので、捉え方も感想も様々です。しかし、こんな感想を書いた生徒がいるというだけで凄いことだと、私は思っています。是非ご一読ください。


三国丘 京大見学会生徒レポート(代表4名分).pdf


4人の三丘生のレポートの中から、私の心に響いたフレーズを4つ紹介します。ひとつめはこれです。

 「単純に妥協するのではなく納得できる選択をすること。そのためには…たくさんの経験を積むことも重要」

同じようなことは、どの先生も日頃から言っているのかもしれませんが、この生徒にしてみれば、京大を見たからストンと心に落ちたのかもしれません。良かった!

2つめはこれです。

 「実際に行ってみたことで、ホームページなどではわからないことも実感でき、理想の大学生活のイメージがより鮮明になりました」

どんなことでもそうですが、自分の眼で確かめないとわからないことは世の中にたくさんあります。この三丘生は京大に行くことによって将来の自分像を鮮明に描くことができたわけですが、これを高校受験に置き換えても同じことです。中学生のみなさんも高校という場所に行ってみて、高校生という未知の存在と出逢ってみてください。人生が変わるような衝撃を受けるかもしれませんよ。

3つめは、これにしました。

 「ノーベル賞級の研究が行われている研究室を実際に訪れることができて良かったです」

iCEMSという、世界トップレベルの研究をしておられる施設を実際に見せてもらいました。科学とは縁遠い私でも感動したのですから、理系の三丘生なら瞬きも忘れるくらい衝撃的な経験だったに違いありません。私が校長としてワクワクしたポイントは三丘生とは違うと思うので1つだけ紹介すると、それは、長~い机がいっぱい並んでいる部屋です。そこは実験をする研究者が使う場所らしく、料金を支払うと研究者以外でも使わせていただけるそうです。タイミングが合えばご指導もいただけると聞きました。SSH校として理系の探究活動を推進してる三国丘高校としては、生徒がこんな研究施設で研究をさせていただけるなんて夢のようなお話です。

最後のひとつはこれです。

 「高校生の間に、勉強だけでなく行事や部活動などにも熱意を持って全力で取り組むことが大切で、それができると受験勉強も乗り越えられるということを知った」

複数の価値観を持てるようになることが青春時代(高校時代と置き換えても良い)の目標だと、私は思っています。勉強のできる子が偉いと思ってきた生徒が、世の中そんなに簡単なものじゃないよ…と気づくことができれば、それだけで三国丘高校に入学した値打ちがあります。嘘だと思ったら、すべてのことに本気でぶつかってみてください。こんなことを書いたら叱られるかもしれませんが、常に1番じゃなくても良いじゃありませんか。そんなことより、こんな自分も良いよな…と、新しい自分に気づくことができれば、その方がずっと価値あることだと思います。みなさんはどう思いますか?