みなさん、世間では、”教員にとって部活動に関する業務の負担は膨大”だという声がどんどん大きくなっていますが、それは、本当ですよ!

 それでよいとは決して言うつもりのない話ですが、部員たちの喜ぶ顔を見ていると、伴走したいなぁと思うのは、この仕事をしていることの喜びでもあります。こんなことを書くと、教員の働き過ぎを肯定するのか…と批判されそうですが、良いことも悪いことも全部書くのがこのブログの役割だと思っていますし、中学生や保護者のみなさんに、全部ひっくるめて知ってもらった上で三国丘高校を選んでもらうことが、未来の三丘生にとって幸せなんだろうなぁと思っています。


 御託を並べるのはこの辺にして、シルバーウィーク中に開催された「吹奏楽部見学会」について、舞台裏の生徒の想いも含めて、顧問の先生が書いてくれた文章を紹介します。ご一読ください。


 1学期の終わりごろに部員から、中学生の見学会と秋のミニコンサートをしたいと要望がありました。

 夏のコンクールを見に来られなった保護者の方もご招待できればという話でした。もちろんどちらも初の試みです。

 保護者の招待はどうにかなるかと思いましたが、中学生の見学会については各中学校にどのように周知するのかなど問題は多くありました。

 

 中学校への周知については部員たちも頭を悩ませ、結局各部員が卒業した中学校に直接出向くこととしました。約60名の部員がいる吹奏楽部ならではです。

 この時点で近隣のほとんどの中学校に広めることができました。さらに部のインスタグラムでも周知することとしました。

 結果、約30名の中学生が応募してくれ、午前中の見学会は盛況なものとなりました。


 まず、部の説明を幹部から行い、希望のパートに分かれて練習を見学してもらいました。

 その後合奏練習の見学を行いました。合奏の見学についても部員の工夫が見られました。ふつうは少し離れたところに中学生用の観覧席を設置して見学してもらうところ、もっと奏者の近くで見てもらいたいと考え、奏者のすぐ隣りに中学生に座ってもらうこととしました。

 

 午後からは、保護者の方もご招待して秋のミニコンサートを実施しました。午前中から見学会に参加いただいた中学生にも観覧してもらいました。

 120席ほど用意した座席はほぼ満席となり、こちらも大変盛況なものとなりました。

 外部指導者として来ていただいている先生にも、とてもいい雰囲気だったのでこれからも定期的に開いてもいいのではというお声をいただきました。

 

 今回の企画で改めて感じたことは、企画力と実行力です。どうすれば来ていただいた方々に喜んでもらえるかという考えが随所に見られました。

 この仕事は誰々が得意だからやってもらおう、といった役割の分担もうまく機能していました。

 司会も広報もすべて部員が行いました。

 少々の助言はしましたが、ほとんど教員は手を出していません。

 これからも部員たちが主体的に運営を行い、一層保護者の方や地域の方々から愛され、応援される吹奏楽部であってほしいと感じました。



 どうでしたか?吹奏楽部員たちの主体性や前向きな気持ちを読み取っていただけたなら嬉しいです。

 各所で開かれる学校説明会で、中学生と話をしていると、高校に入学したらクラブを頑張りたいと言ってくれる人が多いです。中でも、吹奏楽部に興味を持っているという中学生が一番多いような気がします。

 その吹奏楽部が先頭をきって見学会を開いてくれたことは、とても大きな意味があると思っています。

 これからは、運動系クラブも含めて、多くのクラブが同様のイベントを開いてくれたらなぁ…と期待しています。

 三国丘高校が掲げる真の文武両道が守られ、先生方の業務負担が過度にならないように工夫しながら、三国丘高校がさらに魅力的な学校になっていくことを心から期待しています。



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