8月27日の校長ブログで、日本教育新聞さんが取材に来てくれたとご紹介した、あの記事の続報です。遂に新聞に掲載されました。

 紙面をそのまま載せたら著作権の問題があるということですので、電子版でご紹介させていただきます。下のリンクからご覧ください。


 せっかくご紹介するので、三国丘高校の「政治経済」について、さらには文系について…CSⅡ(2年生の探究の授業)について、ちょこっと解説させていただきます。

 今回、記事になった授業者(大塚先生)は、公民(政治経済)が専門の社会科の先生です。教員をしながら大学院に通い博士号を取得したという凄い人です。直近の大学入試で2名の生徒が東京大学に合格したのですが、どちらも社会科研究部の部員で、大塚先生の指導を受けていました。模擬裁判選手権の指導も毎年熱心にしていただき、多くの成果を挙げてくれています。大塚先生はじめ社会科の先生方の指導により、今春の共通テストの「政治経済」は、これまでにない好成績を残しました。もっと具体的に自慢したいのですが、ちょっとやめときます。

 大塚先生の授業は、何度かみせてもらいましたが、いつも工夫が満載です。今回も、体験型ゲームを取り入れた面白い授業だったようです。私は、実際に見たことはないんですが、札束(本物じゃないと思います)をバサッバサッと数える実演をする授業もあったそうです。…というのも、先生は、元銀行員なので、プロの技として身につけておられるのだと思います。そんな世界の中で感じてきたことも体験してきたことも全部、今の授業に活かされているのでしょう。三国丘高校をめざすすべての中学生に受けてほしいと思える授業です。


 学校説明会などでは、ついつい理系中心の説明をしてしまいがちです。NASA研修とかSSHとか、磯観察とか実験とか…。けど、実は文系もけっこう面白いんです。CSⅡという探究の授業の中で取り組むSGHのビジネスプランは、今世の中にない何かを発想して商品を作り、何円で販売したら収益はどれくらいになるか…ということを突き詰めて研究します。研究の成果をフィリピン研修に持って行って現地の大学生と一緒にブラッシュアップし、同大学の先生の前でプレゼンをします。言うまでもないことですが、これらはすべて英語で行います。こうした経験を通じて身につける力を実践的英語力というのでしょう…得難い経験になります。


 先ほどちょっと触れた模擬裁判選手権も文系の取組のひとつです。まずは、架空の事件が一つ提示されます。本番では、弁護側と検察側に分かれて学校対抗の戦い(実際の法廷で行われる論争)が繰り広げられるのですが、その練習のために弁護士や検察官の先生方が、何回も学校に来てくれます。実際に法廷に立って仕事をしている人から直接指導を受けるのですから、これ以上贅沢な話はありません。三国丘高校の「ホンモノに触れさせる教育」の真骨頂です。


 三国丘高校は、理系選択者が多い学校ですが、文系も3割程度います。法曹界での活躍を夢見る者、研究者として花を咲かせたいと願う者、起業してビッグになろうと心に誓う者…文系にもいろんな生徒がいます。

 中学生のみなさん、三国丘高校は、自分の将来にいろんな夢を描くことができる学校です。11月14日に開催される「秋の学校説明会」の申込受付開始は10月9日(金)の12時30分スタート。三国丘高校ホームページからお申し込みください。


体験型ゲームで学ぶ「情報の非対称性」と公認会計士の役割 – 日本教育新聞電子版 NIKKYOWEB