部落差別問題を学ぶ

 9月30日(金)に人権学習を行いました。

 今回は『NPO法人 ダッシュ』のスタッフである茅沼 仁志(かやぬま さとし)さんにお越しいただきました。

 なんと!茅沼さんは本校定時制の卒業生とのこと!

 部落差別問題という難しい内容もわかりやすく説明していただきました。

 部落差別の歴史、茅沼さんご自身の体験を通して感じた差別のお話、

 部落差別問題を教える意味、そして差別をなくすためにできることなど...。

 聴かせていただいたお話は部落差別問題だけに留まらず、人間社会で生きていくうえで必ず考えていかなければならない内容のものでした。

 ここで、一部ではありますが生徒の感想を掲載します。

・差別は正直なくならないと思っているけど、減らすことは可能なので自分はしないように気を付けたい。

・部落差別の根深さがわかった。理解者を増やすことが差別意識を減らすことがわかった。

・学生にこのような指導の機会があるのは良いけど、高齢者にもこのような機会があればもっと差別を減らせるのではないかと思いました。

・非常に差別はいけない事だと理解できました。小学校から道徳で聞いていたので改めて気付けました。

 生徒の皆さんも人権学習としてしっかり思いを巡らせることができたのではないでしょうか?

 知らない間に誰かを傷つけることがないように、知らないを理由に傍観者にならないように、

 「人権学習は大事だ」と他の人にも言えるようになってもらえたらと思います。