学校長挨拶
ごあいさつ
令和3年9月に赴任し、4年めを迎えました、校長の岡本 泰宜(おかもと やすたか)です。よろしくお願いいたします。
本校は、昭和45年、金剛、葛城の山並みを望む府立こんごう福祉センター(旧金剛コロニー)の敷地内に、施設を利用している子どもや南河内地域の知的障がいのある子どもが通う養護学校として開設されました。豊かな自然環境の中で、児童生徒一人ひとりの発達と障がいの状況に応じて、その能力を最大限に伸ばし、自主性を養う取組みは開校当時から大切にしており、現在も受け継いでいます。
めざす学校像は、次のとおりです。
1 児童・生徒一人ひとりを大切にする教育を進めるとともに、自立と社会参加を可能にする力を養い、個に応じた進路実現を図ることにより、保護者や地域から信頼される学校をめざす。
2 障がいの重度化、多様化に対応した障がい理解と専門性向上に基づく全校的な指導体制を充実させるとともに、南河内地域の支援教育の拠点として地域課題の解決に取り組む。
今年度の重点目標としては、次のような項目を掲げ、めざす学校像を実現するために教職員一丸となって取り組んでまいります。
1 個に応じた教育活動の推進と専門性の向上
○ 一人ひとりのニーズに対応した指導の充実
○ 学習指導要領の趣旨を踏まえたカリキュラムマネジメントの充実
○ 人権尊重の教育の推進
○ 豊かな人生を送るためのキャリア発達を促す指導・支援、進路指導の充実
○ 児童生徒指導の充実
○ 支援教育に関する専門性の向上
2 地域と連携した安全、安心で魅力ある学校づくり
○ 子どもの安全・安心の確保
○ 地域連携
○ 南河内地域の支援教育力の向上
3 学校運営
○ 協働性、同僚性の高い教員集団の形成
○ 外部評価を活用した教育活動の改善
○ 働き方改革の推進
本校は、これまでに様々な研究と教育実践を積み重ね、南河内地域の支援教育に貢献してきました。これからもそのよき伝統を守りながら、新しい時代のニーズに応える支援教育とは何か、子ども一人ひとりにとって適切な指導とは何かを追究する学校であり続けたいと思っています。
今後とも、一層のご指導、ご支援を賜りますよう、お願い申しあげます。