教育方針

若人の情熱を正しく真善美に傾注し、立派な社会人の育成を期す。

真：自主的勉学により学問の喜びを知る。

善：視野を広めて世界人たる良識と品位を身につける。

美：環境を整備して健康の増進と情操の陶冶をはかる。

本校の特徴

大阪府立寝屋川高等学校（普通科）　定時制のシステム

単位制・二学期制で柔軟な単位認定

学年性の良さを取り入れながら、単位制で卒業をめざします。74単位以上を取得すれば卒業できます。

また、前期・後期の二学期制ですから、学期ごとの単位認定も可能になり、単位習得を柔軟に行うことができます。

通信制との併修で3年での卒業が可能

桃谷高校の通信制の授業を併修することで、3年で卒業することも可能です。通信制の授業はスクーリングとレポート提出（レポートは寝屋川高校に提出します）からなり、定時制の単位と合わせて年間に29～30単位の修得をめざします。

本校では、1年次は４年制教育課程と同じで、２年次に進級する際３年制教育課程を選択することができます。

多様な選択科目の設定

2年次では2科目4単位、3年次と4年次では5科目10単位、選択科目を選ぶことができます。

本校独自に開講している「学校設定科目」も多数設定しています。

心のケアもしっかりサポート

不登校で学校に行けなかった人や、人間関係で悩んでいた人、また仕事と学業の両立に悩みを持つ人のために、相談室を用意します。教育相談を充実させていますので、このようなことを通して、様々な事情を持つ人たちの学校生活をサポートします。

ゼロ時限目の授業・土曜開講で学習をサポート

より基礎的な学習を希望する人や、より発展的な内容を学習したい人のために、毎日午後5時5分から国語・数学・英語の科目や就職希望者用の一般的な課目を正規授業の始まる前ゼロ時限目に開講しています。そこで修得した科目の単位は卒業に必要な単位に加えられます。

また、土曜開講の科目（学校設定教科「学際研究」の「人文科学探訪」及び「自然科学探訪」を設定し、より、柔軟な単位認定が可能となりました。そこで習得した科目の単位も、やはり卒業に必要な単位に加えられます。

生活と学習

本校での学校生活と学習について、簡単に説明します。

詳しい学校生活の規則については重要なお知らせの校則をご覧ください。

寝屋川高等学校の定時制で学ぶということ

夜間定時制は、昼間は働きながら夜間に勉強したいという人、全日制の学校のように多人数での 学校生活が苦手だと感じる人、もう一度学校で学び直そうと思う人など、さまざまな事情があるが 学校で学びたいという人たちのための学校で、幅広い年齢層の人たちが学べる場となっています。

寝屋川高校定時制の課程では、学ぶ人の立場に立った新しいタイプの夜間定時制高校として、 それぞれの人たちが必要に応じ、安心して学習できる学校づくり進めています。現在は、15歳～約80歳までの生徒たちが一緒に机を並べて勉強しています。中学校を卒業し、大阪府内に住んでいるか、大阪府内で働いている人なら入試を受ける ことができます。

制服について

昼間の仕事の関係で、仕事帰りにそのまま学校に登校してくる生徒が多くいますので、決められた制服はありません。

本校で学んでいる人たち

• 中学校を卒業して、昼間働きたい。
• 中学校ではいろいろな事情で学校へ行けなかったが、高校は卒業したい。
• 大学や専門学校にいきたい、あるいは目指す職業につきたいので高卒資格が必要だ。
• 昔、高校へいきたかったが、家庭の事情で進学を断念した。
• 生活も落ち着いてきたので、もう一度勉強したい。
• 子供や孫から学校生活の楽しさを聞き、果たせなかった学校生活を送りたくなった。
• 前に昼間の高校を中退したが、もう一度高校へいきたい。

教職員について

本校では非常勤教職員も含め、例年約40～50名の教職員で生徒の皆さんを担当しています。生徒ひとりひとりに寄り添い、できるだけきめ細やかな学習指導、生活指導を心がけています。