8月20日(木)〜21日(金)、全国特別支援学校知的障害教育校長研究大会(青森大会)が開催され、出席してきました。例年は8月上旬なのですが、青森では「ねぶた祭」と重なるため、この時期の開催となりました。

  青森ねぶた祭 オフィシャルサイト

 この間、大阪も少しは涼しかったようですが、青森の朝夕は涼しく、水道水も冷たかったです。昼間は、30℃を越える時間帯もありましたが、大阪ほどではありませんでした。

 さて、1日めは、青森県の取組み紹介がありました。大阪府と比べて、学校数や在籍者数(2000人に満たない)は少なく、支援学校間の距離は大きい...ということで、背景は大きく異なります。

●県立弘前第一養護学校...高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)→ 水耕栽培システムにAIやICT技術を導入。

●県立むつ養護学校...下北BOUSAIネットワーク → 東日本大震災の記憶を後世に伝えると同時に、防災教育の 普及・拡大を目的として、下北管内県立学校5校(むつ養護 学校のほか、県立高校4校)が協同して取り組むプロジェクト。

●県立青森第二高等養護学校 → 【専門教科】 農業、工業、家政、クリーニング、窯業 ・3年間で2~3教科を選択。クリーニングは、国家資格 「クリーニング師」の取得が可能。

●青森県特別支援学校技能検定・発表会 → 高等部を設置する全ての県内特別支援学校が、一堂に会し、生徒が日頃の学習の成果を発表したり、技能検定にチャレンジしたりします。また、青森県内特別支援学校が、それぞれの特色を紹介する展示ブースやデモンスト レーションも行っているそうです。

【検定を行う部門及び分野】

(1)職業技能部門 → ・清掃分野(基礎コース、応用コース) ・接客サービス分野 ・PC入力分野 ・農業分野

(2)コミュニケーション部門 → ・プレゼンテーション発表分野 ・パフォーマンス発表分野

●青森県特別支援学校総合スポーツ大会 → 県内特別支援学校生徒(中学部、高等部)が一堂に会し、スポーツ 競技(13競技 35種目)を行うことを通じて、スポーツの技能向上及び 心身の健康の維持増進を図るとともに、生徒相互の親睦を図る。

 

 最後に、今年行われる全国障害者スポーツ大会2026「青の煌めきあおもり障スポ」の紹介がありました。10月23日(金)から10月26日(月)までの4日間、青森県で開催されます。

 公式マスコットキャラクターは、青森県の形やりんごをモチーフにした「アップリート君」で、会場にも来てくれました。

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 また、『縄文人に学ぶ共生とウェルビーイング』~北海道・北東北の縄文遺跡群は語る~と題して、三内丸山遺跡センター 顧問・特別研究員 岡田 康博 氏からの講演がありました。

 青森市にある三内丸山遺跡は、2021年7月にユネスコの世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」を代表する日本最大級の縄文時代前期〜中期の集落跡です。

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 縄文人は、自然の一員として生態系と共生し、資源を過度に利用することなく持続的に活用してきました。社会は武器を持たず争いを避ける協調的なもので、家族や血縁集団を基盤とした生活が営まれていました。

 また、祈りやまつりを通して人々の結びつきを強め、祖先を敬う文化が根付いていました。その中で、長老の知恵が尊重され、教育にも生かされていました。さらに、道具や資源は徹底的に使い切り、不要になったものは感謝の気持ちを込めて処理するという姿勢が見られます。

 これらは、縄文人の世界観・価値観は、単なる「昔の生活様式」ではなく、現代社会が直面している課題──地域のつながりの希薄化、環境との折り合い、コミュニティの持続可能性──に対して示唆を与える"思想"として再評価されていることがよくわかるお話でした。

 こういった世界観・価値観は現代にも受け継がれており、我々も学ぶべき"共生とウェルビーイング"だと感じる興味深い講演でした。

↓三内丸山遺跡に立ち寄って、縄文人の暮らしを感じてきました。

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 後半は、分科会に分かれ、取組みの発表を聞いて協議等を行いました。私は「地域・関係機関との連携」の分科会に参加してきました。