授業の紹介

「家庭基礎」では手作りおもちゃを作ろうという内容の授業でした。

小さい子どもたちと一緒に手作りして遊べるおもちゃの製作です。いわゆるむかしながらのどこか懐か

しいおもちゃを作っていました。手際よくさくさく製作に励む生徒、色塗りの段階で悩む生徒、細かい

作業に没頭している生徒と楽しそうな雰囲気のもと授業は進んでいきます。

だんだんと出来上がってくると生徒たちは自ら製作したおもちゃで遊んだり、さらにアレンジしてみた

りと熱心な様子、最後はみんなの前で出来上がりの作品を披露し、感想などを発表していました。

今やスマホでゲームがおもちゃの定番となりつつありますが、折り紙、段ボール、牛乳パック、紙コッ

プなどでできる手作りおもちゃはどこか風情があり、小さいころこんなおもちゃがあったなぁと感慨深

くなりました。

ビュンビュンごまです。糸の両端の持って左右に引っ張ったり、緩めたりすると回ります。

ちょっとしたコツが必要。コマを回すと色の部分がとても綺麗に見えます。

ジャンピングうさぎ。上の紙コップに輪ゴムが引っかけてあり、下まで押し込んでから手を離すと勢い

よく上の紙コップ部分が跳びます。イラストが上手でかわいいですね。

パクパク人形。これも紙コップで製作。後ろにつなげてあるたこ糸を引っ張るとダルメシアン柄の犬の

口がぱくぱくと動きます。ちなみに最初は牛を作っていたそうですが、途中でダルメシアンへと華麗な

る転身を遂げました。

他にもたくさん楽しそうなおもちゃが出来上がっていました。

生徒たちの豊かな感受性に感心しました!