バレーボール元日本代表藤井選手の話

堺工科高校定時制の課程のHPをご覧の皆様こんにちは。

先日、東京オリンピックの時のバレーボール日本代表選手で、藤井直伸さんのドキュメンタリーが放映されていました。、東京オリンピック後の2022年2月にステージ4の胃がんと判明し、その後闘病を続けていたのですが、2023年3月残念ながら亡くなってしまいました。

まだ、31歳という若さです。

同じバレーボール選手の方とオリンピック後に結婚したばかりだったそうです。

ステージ4のガンと言えば、いわゆる末期です。そんなになるまで気が付かないほど、忙しく体を酷使する毎日だったと思います。私も毎年胃カメラをやっていますが、年齢とともに体もあちこち悪くなってきます。

しかし、ガンは今から160万年ほど前の人類の祖先の化石からも発見されています。よく、ガンと認知症は治す薬を発明したらノーベル賞ものとか言いますが、なかなか難しいと思います。

藤井選手はオリンピックに出る夢を叶えて、結婚もして充実した人生だったと思いますが、まだまだやりたいことも多かったはずです。

恩師の方が、故郷の雄勝(東北の震災で被災した町です)でバレーボールを子ども達に教えてくれる約束をしていたという話がありました。

きっと、誰かが遺志を継いでくれると思いますが、バレーボールのことをあまり知らない私でも感動するドキュメンタリーでした。

准校長 松井 敦