去る1月19日、11月から学んできた百人一首カルタの大会を開催しました。生徒による開会宣言の後、それぞれの実力に合わせたグループ3つに分かれて、対戦スタート!普段は対戦することのない、他のクラスの生徒との勝負に、場は大いに盛り上がりました。
学びはじめは「百人一首は難しそうだなあ」と不安そうだった生徒たち。しかし今日は、上の句が読まれただけで札を取る人も多くいました。札が取れるとあふれる笑顔、札を取られて悔しいのを抑え、次の勝負のためにじっと札を見つめる真剣なまなざし...。普段とは違う表情を生徒たちはたくさん見せてくれました。試合は全部で三試合行われましたが、最終試合には共生推進教室の生徒も参加して試合を楽しみました。
閉会式では、各グループと共生推進教室から三名ずつ、計12名が表彰されました。残念ながら賞を取れなかった生徒たちも、温かい拍手でお互いをたたえる姿が印象的でした。試合の後提出してもらった感想には、「負けたけど楽しかった」「がんばって良かった」など、前向きな感想が多く寄せられました。普段の生活の中ではなかなか接する機会が少ない百人一首ですが、このカルタ大会での経験が、ご家庭や卒業後の余暇活動で生かされることを願っています。