ちょうど一週間後、後期中間考査がはじまります。年間4回ある定期考査も、もう後半に入ります。今日、時間割の発表があり、おそらく各教科から試験範囲の発表もあったことと思います。
これで折り返し地点です。今の学年では、一年間という高校生活の中で、折り返してもう一度よく自分を見直すというチャンスのときです。折り返し地点というのは、中間地点をさします。まさに今、一年間の真ん中にいて、今年度の最後まで、どのように自分が過ごしていくかということを考えるときになります。考査は、自分がこれまで勉強してきたことのまとめのときです。そのまとめをもう一度試験問題を解きながら振り返り、自分がどれだけできているのか、理解しているのかをはかるバロメーターです。
しかしながら、教科によっては考査のない教科もあります。それはどうしたらいいのかというと、もちろん、後期に入ってからのしてきたことを振り返ることです。実技の科目であれば、自分が実技でどれだけできるようになったのか、作品を残せたか、積極的に取り組むことができたのか、など、考える要素はいっぱいあります。
なによりも、PDCAという繰り返しが必要です。計画を立て(Plan)、実行し(Do)、結果を検証・分析し(Check)、評価を基に次の計画への改善策を考える(Act)。ビジネスでよく使われるものですが、これをPDCAサイクルといいます。常にこのサイクルを回し続けることで、自分の進歩が進みます。このサイクルは大きなことから日常の小さなことまで、いろんな場面で使用することができます。たとえば、学校へ遅れずに行く、という計画を立てたら、実行し、その後、何時に出て間に合ったのかどうか、遅刻したならなぜ遅刻したのかという分析をします。最後に、では、明日、学校へ行くために、何時に出ようとか、今日よけいなことをしていたので遅れたなら、よけいなことをしないようにするとか、改善策を考え、次の計画を立てる、というサイクルです。大げさに紙に書き出して考えることもありますが、頭の中でこの順番を考えてサイクルをまわすだけでも、自分の計画性というものができてきます。
考査のテストひとつひとつに、こんなことを考えてみてはどうですか。これから一週間あります。それぞれの考査の科目の目標を基にして勉強の計画を立てて実行し、その計画通りできたかどうか検証してから改善策を考えてみてください。テストに備えてサイクルを作るだけではなく、そのテストに備えての勉強にサイクルを作ってみたらどうでしょうか。実行できて、計画通りできて、成果ができたら次は、最終的にテストで点数をとれるようにどうしたらいいのか、ということを考えましょう。
「夢なき者に成功なし」という言葉がありますが、その夢こそ最終の目標です。その目標に向かってどうしていくかという具体的なプランも立てていくことで、最終成功へ導かれるということです。