今年は、4月1日に道路交通法の改正があり、自転車乗車についても、いろいろな変更点がありました。このことは、4月当初に皆さんにお伝えした通りです。皆さんの中に記憶としてあるのは、まず「青切符」を切られ、「反則金」を支払う場合があるということですかね。対象は16歳以上ですので、高校生以上のほとんどの場合に適用されます。また、見落としがちですが、悪質な場合には「赤切符」が切られることになります。

また、警察による調査では、自転車事故で亡くなった人の8割、怪我をした人の7割で、何らかの自転車乗車ルール違反をしていることが分かっています。自転車と歩行者の事故の場合、自転車は凶器になり得ますので、多くの場合、自転車の過失となる可能性が高いです。では、自転車と自動車の場合はどうでしょうか?多くの場合は、自動車の過失が大きくなる可能性が高いのが現実です。

では、皆さんの自転車乗車マナーはどうですか?

「車道を並走して話をしながら乗車している」

「スマホを見ながら、またイヤホンをして、外部の音を遮断して乗車している」

「歩道や車道を逆走して走っている」

「歩道を猛烈なスピードで走っている」

「夜、無灯火で走っている」

ということはないですか?実際、学校には多くの「自転車マナー違反」の電話がかかってきます。特に自動車を運転している人からしたら、いくら注意していても、自転車側からふらふらと自動車に寄ってこられたり、急な蛇行をされると、対応することができず、実際に事故になる場合があります。幾ら自動車がルールを守って走っていても、防ぎきれない事故になります。過失は、どちらになりますか?多くの場合、自動車に責任がかかります。だからこそ、マナー違反等があると、学校に連絡が入ります。当然のことでしょう。だから、学校では、口が酸っぱくなるくらい「自転車はルールを守って乗車すること」と伝えているのです。

たった一人のマナー違反は、学校全体のマナー違反になります。そのことを意識して乗車をしてください。自分も歩道を歩くと、大人の自転車マナー違反を多数見ます。中には、子どもを乗車させたまま、信号無視をしたり、一時停止無視をするケースもあります。同乗の子どもの命を預かっているという認識はないのか?と思うこともあります。

再度、言いますが、「自転車通学をしている人は、必ずルールを守って乗車」してください。もし、登校時に遅刻しそうであっても、「絶対にルールを守って」ください。遅刻は自分の責任です。その遅刻を回避するために、一時停止無視や信号無視をすることは、決して許されることではありません。ましてや、多くの人に迷惑をかける行為になります。それならば、自分の責任として、遅刻をして、自分でその責任を果たすべきなのです。そう思います。高校生であると同時に、公共の場では社会の一員です。社会人として恥ずかしくない行動をお願いします。

言われなくても、自分たちで考えて行動できる。そして、誰かが気づいて互いに注意しあえる関係性を持って、すべての人が気持ちよく生活できるようにしていきましょう。