この日を含め、本校は夏季休業中の7月下旬から8月の中旬にかけて、茨木高校ゆかりの研究者のみなさまの研究室を訪問しています。オープンキャンパスなどの一般向けの紹介とは異なり、時間をとって温かく迎えていただき、研究内容はもちろんのこと、研究室という「場」、大学での生活、学びなど、「茨高生目線」の踏み込んだ助言や、抱えている疑問への丁寧なお答えをいただいています。
この日、私もその訪問に同行させていただき、京都大学法学研究科教授の堀江慎司先生のお話を伺いました。最初に、堀江先生の方から法律学、とりわけ先生のご専門である刑事訴訟法とはどのようなものであるかについてご講義いただきました。宝石店での品物の持ち帰りや自動車事故を例に警報と刑事訴訟法の違い、不作為による殺人を例に法的思考や法解釈を語っていただき、とても腑に落ちました。そのあと、京都大学法学部・法科大学院等についてご紹介いただき、キャリアトラックが多様になっていることに変化を感じました。
そのあと、施設見学ということで法学部の図書館をご案内いただきました。大学院生でないとは入れないエリアにもご案内いただき、数フロアにわたって明らかに貴重だとわかる書物が多々並んでいることに生徒のみなさんも私も圧倒されるひとときでした。最後に講義室(法経第四教室)にご案内いただき、質疑応答。圧倒されたのか、生徒のみなさんからの質問は少なめでしたが、中に意欲を感じさせるやりとりもあり、堀江先生からは「ぜひ法学部に!」とのエールをいただきました。
堀江先生、また、本校の訪問を温かく迎えてくださった京都大学各研究室のみなさま、とてもよい刺激とエールをいただき、この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。