この日、家庭科の先生に「離乳食を作ります」と教えていただいて、見学させていただきました。
行ってみると調理教室で生徒のみなさんが5人一組になって、テーブルの上に準備されたものを見つめています。最初は味覚テスト。2つのうまみ(昆布・かつお)を実際に味わい、当ててみます。そのあと、粉ミルクを作って味わい、フリーズドライとお米で作った米がゆ2種類を作って味わい、素材から作った裏ごしかぼちゃとフリーズドライの裏ごしかぼちゃを味わい、最後に中期食としてチキンライスのペーストを味わう、という流れを横で拝見させていただきました。

それぞれの場面で、生徒のみなさんがおっかなびっくりで味わい、舌ざわりの違いを感じている様子がうかがえました。子どもを授かって、いきなり本番の子育てに投げ込まれた十何年前、何もわからずにいろんな人にいろんなことを教えてもらって走り抜けたことが思い出され、必要な体験は全員に保障する公教育の役割、などと連想が進んで、こんな授業があることの大切さをあらためて感じました。


1年全クラスの生徒にこのような実習をするために、準備もひとかたならぬものだろうと想像し、いつもながら本校の先生方に頭が下がります。よい時間を過ごせ、うれしい1時間でした。