教育実践マトリクス
【教育実践マトリクスとは】
「教育視点」に立って児童生徒の実態を把握し、実態に応じた教育活動を行うためのツールとして『教育実践マトリクス』を作成、活用しています。 各担任、保護者が、児童生徒について話し合うときの共通の指標として活用されています。小・中・高の全学部で共通のアセスメントツールを使用することで、一貫した教育活動を行うと共に、児童生徒一人ひとりの成長の過程を共有することが可能となります。 『教育実践マトリクス』の作成に当たっては児童生徒たちの実態や、つけてほしい力を16の力(横軸)に分類し、その力1つ1つを構成している内容を12項目(縦軸)に分けて作成しています。また、それぞれのセル(マス目の1つ)には具体的な活動例を示しています。
【教育実践マトリクスの運用について】
日々の学校生活における行動観察や保護者の方への聞き取りを、『教育実践マトリクス』の各項目と照らし合わせることで、児童生徒1人ひとりの実態を把握します。そこから、実態に応じた課題を設定していきます。ここで設定された課題に応じた授業グループで授業を受けることになります。
【教育実践マトリクスの今後の展望】
実際に『教育実践マトリクス』を使用し、改善点を洗い出し、それに基づいて改定を行っていきます。大阪府立西浦支援学校全教員で、より児童生徒の実態に応じた『教育実践マトリクス』となるよう今後も改善を行っていく予定です。
【ポイント】
教育実践マトリクスは・・・実態把握のためのツール
課題設定のためのツール
保護者と教員が話し合うための共通の指標です。