第2回 商品開発特別プログラム

 

8月27日に開催されました「商品開発特別プログラム」の基調講演では、旭電機化成株式会社 専務取締役 原 守男 氏をお招きし、ヒット商品を生み出すための商品開発の極意についてご講演いただきました。  

まず、ヒット商品に共通しているのは、「日常のちょっとした困りごと」を商品化している点です。背中に湿布を貼る道具、虫を直接触らずに外へ逃がす「虫キャッチ」など

これらはすべて、生活の中での「あったらいいな」「これで困っている」という声や気づきから誕生しているそうです。

特に「虫キャッチ」は、女子大学生がTikTokやYouTubeなどのSNSに動画を投稿したことで大きな話題を呼び、SNSでの拡散がマスコミを動かし、テレビや新聞などで取り上げられた結果、爆発的な大ヒットを記録。その後「虫キャッチ掃除機」への進化・発展にもつながったそうです。

次に商品アイデアを生み出す際、ゼロから全く新しいものを作るだけでなく、消しゴム+鉛筆などのような掛け合わせや電子レンジのように複雑な機能をあえて削ぎ落とし、「温めるだけ」に特化してシンプル化などのような引き算の発想が非常に有効だそうです。

まずはアイデアの「質」にとらわれず、とにかくたくさんの企画・数を出し続けることが商品開発成功への一番の近道ということを教えてくださいました。

  アイデアは日常の「困りごと」や「不便」の中に眠っています。普段の生活から観察眼を磨き、掛け合わせや削ぎ落としの発想を活かしながら、まずはたくさんの企画を出してみましょう!