通常授業が始まり、10日が過ぎた6月26日(金)、例年は視聴覚室に全員が集まり実施しますが、今年度は新型コロナ感染拡大防止を配慮し、放送と映像を活用した生徒会選挙が実施されました。
生徒会選挙のねらいは(1)正しい選挙を通じて、民主的社会の形成者としての基礎を身につける。(2)自分たちの学校生活全体を見通し、生徒会活動のあり方を立候補者とともに考える。(3)自分たちの代表としての生徒会役員にふさわしい人を選ぶことができるようになる です。
立候補者は 会長候補2名 副会長候補3名 書記候補3名の 8名でした。その中から会長1名 副会長1名 初期2名の4名が当選します。職員室のマイクを通して各候補者は演説を行います。緊張で足ががくがくすると話していた人も、マイクの前では自分の思いをしっかりと伝えることができました。
演説が行われている間に、演説を聞いているクラスを回って様子を見に行きました。どのクラスも真剣に聞いている姿が印象的でした。しかし、マイクで演説している間、各教室の様子が分からないので不安に感じた人もいたと思います。ところが、あるクラスでは一人ひとりの演説が終わるたびにクラス全員で拍手をしていました。私語のない静かで、ピンと張りつめた雰囲気の中で、この拍手はがんばった候補者を称える温かな力に感じました。
今年度の役員は1・2年生に限られます。3年生は見守る立場となりますが、すながわ高等支援学校がさらに笑顔があふれる、学年を超え、みんなの仲が良い学校になるよう力を合わせていきましょう。