10月29日(月) 今年も、大阪府学校支援人材バンクを活用し、MAPLE LEAF ENGLISH SCHOOLのJOHN(ジョーン)VADERNA(ヴァデルナ)さんをお招きして国際理解教育を行いました。本校では毎年行っている学習で今回で3回目、毎年1年生を対象に行っています。
出会った当初は、日本語と英語を交えたコミュニケーションにとまどいの表情を示していた生徒のみなさんですが、ゲームを通して少しずつ打ち解け、笑顔や簡単な会話が増え始めました。
1つめのゲームは、「少数派が勝ち!!」と今までのみなさんの考えを逆転させるもので、ルールを理解するまでは???という感じでしたが「周りと異なっていても良い。異なることがすばらしい!!」というJOHNさんの思いを受け止める中で、生徒の表情が明るくなってくるのを感じました。JOHNさんは、カナダから日本に来て、言葉だけでなく文化や考え方、習慣の違いを感じつつも、日本が大好きな思いを伝えました。生徒のみなさんはコミュニケーションは、言葉だけでなく表情、身振りで図ることができ、思いはつながることを体感したようです。
また、JOHNさんの「どんどん旅をして、世界を広げてください。いろいろなことを知って感じてください。」というメッセージは、生徒の心に届いたことだと思います。授業後も教室に残り、JOHNさんに積極的に話しかけ、笑顔で語り合う生徒の姿を見て、コミュニケーションの壁は、ともに楽しい思いや時間を過ごすことで取り除くことができると改めて感じました。異文化理解コミュニケーションと外国語学習の良い動機づけになりました。