1月9日(木曜日)に教職員人権研修を行いました。今年の人権研修のテーマは「子どもの人権」についてでした。公益社団法人子ども情報研究センター理事の山下裕子先生を講師としてお迎えし、子どもの権利を国連の「子どもの権利条約」をもとにご講話いただきました。
前半は国連の「子どもの権利条約」の基礎となる考え方やその歴史、子どもの人権の状況」コルチャックの思想についての講演。後半は講義を受けて「子どもの人権について生徒たちにどう伝えるか」をテーマに、各班に分かれての研究討議とワークを行いました。
管理職も各班の中に入り、管理職、教職員を問わず共に話合いました。活発な討論がなされ、最後は各班の研究討議の成果を発表し、それをまとめる形で研修を終えました。
研究討議では「平素は教員側の意見に生徒を添わせたり、引き込みがちであったが、生徒の意見に耳を傾けることにこれから注意をおくべきだと思った」「今まで、様々な背景を抱えてきた生徒たちに、<桃谷高校にいること>こそ、それだけで良いんだよと伝えられたら」という意見が出ました。
これから、生徒の皆さんと接していく上で、今回の研修は大変、有意義なものとなりました。