聞きなれない言葉でしょう。定時制の高校というのは一般的に4年間で卒業すると思われています。一日4時間の授業ですから、74単位とるには4年間かかるということです。しかし、大阪の定時制の高校では、標題の定通併修制度というものを、取り入れています。そもそも、この制度自体は昭和23年の通信教育がスタートし、その翌年昭和24年から定通併修による卒業が可能になりました。さて、大阪では、昭和37年に府立大手前高校通信教育部が、通信課程となり、昭和41年に分離独立して府立桃谷高校が誕生しました。この年に新設された、隔週定時制4校は、桃谷高校と教科・科目の一部を桃谷高校で併修することとなり、ここから定通併修が始まりました。
そして時が流れ、平成4年、大阪方式と呼ぶ定通併修が府立普通科定時制10校が、桃谷高校の協力校として始まりました。その後、いろんな学校が再編整備されたり、閉課程されたりと変遷を重ね、現在に至ります。各定時制での併修制度が始まっています。
要するに、通信制の授業を受けることで、卒業単位数をとることができるという制度です。本校の場合、木曜日が通信の授業がある日です。いわゆるスクーリングにあたります。通信の授業を受けている生徒は、このスクーリングと添削指導、課題などによって学習をします。教育課程は桃谷高校のものを用いますが、実施は本校ですることになりますので、わざわざ他の場所へ行くことがありません。授業も、本校の先生たちが実施します。
このように、併修制度をうまく利用すれば、3年間で卒業することができます。本校では、2年生から、通信制を選ぶかどうかの選択をします。だから、今の3年生でも、就職活動をしている生徒たちは、通信生徒の併修をしているのです。だから、3年間で卒業できるということです。
中には、通信をやめて4年で卒業するという生徒もいます。それは、自分のペースで考えてもらえばいいわけです。
定時制には、これ以外にも0限授業や土曜開講など、さまざまな制度があり、単位を取得することができます。また、学校行事も全日制とは規模が違いますが、いろいろなことをしています。夜間定時制という制度をぜひ、いろんなところで知ってください。学校説明会を12月から実施する予定です。いろいろ迷っている人は、ぜひお越しください。