この日は、本校の同窓会である久敬会の年に一度の総会です。本校校地に隣接する久敬会館にて多数の卒業生の方がお越しになり、役員体制の報告や各委員会の活動の報告がなされました。東京からも会員の方がお越しになり、東京での卒業生の活動を報告してくださいました。私も僭越ながらごあいさつの時間をいただき、学校のことを報告させていただきました。

久敬会のみなさまが、ふだんより陰に陽に本校の取組を見守って、後押ししてくださっていること、本当に感謝の念しかありません。積み重ねた歴史に恥じないような学校であり続けたい、とあらためて思いました。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
(以下、あいさつ)
久敬会会員のみなさま、本日の総会の開催を心よりお喜び申し上げます。私は、今年4月1日に前校長の高江洲良昌先生のあとを受けて着任しました、塩山清隆でございます。
平素から母校の教育にひとかたならぬご理解、ご支援を賜っておりますこと、また、昨年度、学校として創立130周年を迎え、130周年記念式典にお力添えをいただいたこと、様々な周年記念事業に力を尽くしていただいたこと、また、130周年の周年特別事業として、先日の臨時PTA総会の決定に基づき、3年生の教室にだけなかった全熱交換器、すなわち、室内の温度を変えずに空気を入れ替える機器を9台入れていただけることになったこと、これらすべてに、あらためて感謝申し上げます。ありがとうございます。
自分は赴任して半年が過ぎましたが、様々な行事に携わるなかで卒業生の方々からの熱いご支援のおかげで在校生が育まれ、茨高らしく生徒が育つ場面、伝統が手渡される場面に数多く立ち会っております。その茨木高校の近況を2つお伝えします。
1つは制服でございます。チラシもご覧ください。茨木高校はいわゆる詰襟、セーラー服を制服としてまいりましたが、昨今の社会の変化を受け、すべての生徒が安心して学校生活を送ることができるように、と、生徒の有志と生徒会担当の教職員が検討を重ね、ブレザータイプの制服を加えて、来年4月の在校生からは選ぶことができるようになりました。来年度以降、生徒たちはどの制服を選ぶのか、おそらくは、これまでの制服が、当面は多数ではないかと思っておりましたが、ある卒業生の方が、「両方買われる方がいるかもしれませんね」とおっしゃり、私は茨高理解がまだまだ足りない、と反省しております。
もう一つは、妙見夜行登山でございます。伝統をつないでまいりましたこの行事について、みなさまもご存じの通り、野生動物が山中に多数出没していることなどから、昨年度、断腸の思いで妙見の登山としては中止し、代替行事を実施することといたしました。しかしながら、この伝統行事を何とかつないでいきたい、と、今年度、有志生徒が「妙見の新しい形を考える会」を結成し、検討を重ねました。この会は、新しい形を作るにあたり、3つの点を大切にして考えた、と述べています。1つは、学校を出発して学校に戻る行程で実施すること、2つは、徹夜で歩く非日常であること、3つは長距離を歩く苦行であること、です。このことをふまえて、候補地をあげて検討された結果、現段階では、茨木高校から摂津方面に向かって淀川に出て、淀川河川敷を上流に向かい、石清水八幡宮のある男山に向かう、この行程だとおおむね往復50kmですので、この案で準備を進めています。現段階では、途中の休憩地の確保に苦戦しておりますが、すべてが整いましたら、1月下旬に実施したいと考えております。どうか心の中で応援くださればと思います。
私どもは、130年以上にわたって紡がれてきた伝統をこれからも継承して参ります。様々な形でのご支援に感謝申し上げるとともに、みなさんのご健康とご多幸を祈念いたしまして、ごあいさつといたします。ご清聴ありがとうございました。