総合優勝の水I団の総団長から、体育祭の振りかえりが届きました。総団長にとって、この体育祭が高校1年生から始まっていたと思うと感慨深いです。ぜひご一読いただければ、と思います。
「私は元々、総長になるつもりはありませんでした。いや、なれるはずがないと思っていたと言う方が正しいのかもしれません。私は高校1年生のときに、初めて茨木高校の体育祭に参加し、総団長の堂々とした振る舞いや団全体を全力で引っ張っていこうとする姿勢を見て、総団長の偉大さやかっこよさを感じました。そんな憧れの思いを抱くと同時に、そんな存在に自分がなれるわけないと決めつけ、その思いを胸の奥にしまっていました。
そうして総団長への憧れをしまい込んだまま、高校3年生になったとき、周りの人達に総団長になることを勧められました。最初は憧れた当初の不安が大きく断っていましたが、総団長への憧れの気持ちを捨てきれず、総団長になることを決意しました。総団長になってからずっと、私の目標は、とにかく楽しい団を作ることでした。結果にこだわり、当日を心から楽しめないことが一番嫌でしたし、一番楽しんだ団に結果もついてくると信じていたからです。しかし、心にはずっと、自分がそのような団をつくれているのか、憧れた総団長のように振る舞えているのか、団を引っ張っていけているのかという不安がありました。そんな不安をもつ私を支えてくれたのは、団の皆でした。いつも楽しそうで、ひたむきで、活力に溢れた3年生。それに影響されたかのように、活き活きとしている下級生の皆。そんな楽しそうにしている姿を見て、楽しそうな団になれているのかもしれない、私が弱気になっている場合ではないと思い、最後までやり通すことができました。
そして、迎えた本番当日。緊張と心の高鳴りであまり本番中の記憶はないのですが、演技前の団結した雰囲気、演技後の皆のどこか安心したような楽しそうな表情、競技中の騒がしすぎるくらいに盛り上がった団テントは、頭にずっと残っています。そして結果発表のとき。総合優勝を聞いた瞬間、感じたものは安堵でした。当初から掲げていた、楽しい団をつくるという目標は達成されていたのだという証明をくれた気がしました。それと同時に団員や幹部の頑張りが結果として報われた安堵、総長としてやってきたことは間違いではなかったのだという安堵も感じました。安堵の後に、これまで頑張ってきた仲間とともに喜び、感謝を伝え合いました。こんな経験は、これから中々できないだろうし、本当に貴重で素晴らしい時間で、忘れられないものになりました。こうして終わった体育祭は間違いなく私の人生で一番の思い出です。
最後に、この体育祭をつくりあげるために、ともに協力してきた他の総団長たち、私たち総団長についてきてくれた茨高生、体育祭の活動を普段から見守り支えてくださった先生方、保護者の方々、近隣の方々など、体育祭活動に関わってくださったすべての方に感謝したいです。本当にありがとうございました。この茨高の体育祭がこれからの茨高生たちにとっても素晴らしいものであり続けることを願って、私からの言葉とさせていただきます。」(水I団 総団長)



※一部、オイタ写真社より、ご提供いただいた写真を使用しています。
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