前期の人権研修の為に久好 圭治先生をお招きして生徒向けにお話しをしていただきました。
久好先生は定時制課程の科学部の顧問としてご活躍されています。
久好先生が顧問をされている科学部はテレビドラマ化もされた「宙わたる教室」(著者:伊予原 新さん)のモデルとして描かれております。
年齢は17歳から80歳超と幅広く、昼間はタイル職人やホテルマンと職業も様々な生徒が「学校に火星」を作りました。その装置が以下の写真にある実験装置「重力可変装置」です。
お金のない部活動ならでは知恵を出し合って工夫に工夫を重ねて作られたそうです。
実験結果を発表する機会があり、とても優秀な成績を収められました。そこでこの素晴らしい「重力可変装置」を「はやぶさ2号」に利用できないかと日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)から協力依頼がきました。高校生レベルの発表では考えられないことのだそうです。
久好先生は科学部員に常に言っていたそうです。
「失敗なんてありえない。なぜなら誰もやったことがない実験だから」
正解が何なのかわからない中で装置を作り、実験を繰り返していきました。
あきらめない心が育っていったとお話をされていました。
久好先生の話を前のめりで聞いている生徒がたくさんいて私もうれしく思いました。
本日はご講演、本当にありがとうございました。
「あきらめる理由を探すをやめたい、とりあえずやってみよう!」
心にささりました! 皆さん、行動を起こしましょう!! 何もしなければ失敗も成功もありません。行動あるのみ!!!