2026/10/15
工学系の生徒が修成インテリアデザインコンテストで金賞・銀賞を受賞しました

内容修成インテリアデザインコンテストで本校生徒の2作品が入賞!

修成建設専門学校が主催する「第18回 修成インテリアデザインコンテスト」において、本校生徒の2作品が入賞しました。

今回のテーマは「コモンズ ― わたしとあなたの共有地 ―」。

人々が集い、つながる共有空間のあり方を考えるこのテーマに対して、生徒たちは身近な学校生活や地域の歴史に目を向け、普段は見過ごされているものに新たな価値を生み出すデザインを提案しました。


作品名:「机の裏コモンズ」 金賞

~天板を裏返すだけで休息と安心の場へ~

学校は学習の場であると同時に、生徒が長い時間を過ごす生活の場でもあります。しかし、教室には勉強以外の過ごし方を受け止める空間が少ないことに着目しました。

そこで、普段使う学習机の天板を裏返すことで、硬い学習面を柔らかなクッション面へと切り替えられる家具を提案。机を組み合わせることで、休息や交流のための共有空間を生み出すとともに、災害時には避難生活を支える家具としても活用できます。

一人ひとりの「学びの場」を、クラスの「憩いの場」、さらには地域の「安心を支える場」へと広げ、これまで見過ごされてきた学校のもう一つの役割を引き出す作品です。


作品名:「暗渠道」 銀賞・JCD Kansai賞

~歩いて繋がるまちの記憶~

岸和田のまちには、かつて川や水路だった場所を覆った「暗渠」が残されています。しかし、その痕跡は日常の風景に埋もれ、多くの人が地域の歴史に気づかず通り過ぎてしまうことに着目しました。

そこで、暗渠の一部を開き、歩道に埋め込んだガラスの展示ケースを通して、だんじりや漁業など地域の歴史・文化に触れられる空間を提案。通学や散歩といった日常の中で地域の文化に出会い、祭礼の日には実際のだんじりと展示が重なることで、まちの過去と現在を感じられる場所を生み出します。

さらに、展示をきっかけに地域のさまざまな場所を巡る仕掛けを設け、何気ない通り道を、まちの記憶を共有し、地域への関心や愛着を育む空間へと変える作品です。

今回の作品制作を通して、生徒たちは身近な社会や暮らしの課題を発見し、デザインによってその解決の可能性を探りました。


入賞した生徒の皆さん、おめでとうございます!