創立77年の歴史を誇る吹田高等学校ですが、みなさんは「吹田」という地名を正しく読むことができるでしょうか。
正解はもちろん「すいた」です。初めて見たとき、「ふきた」や「すいだ」と読んでしまう人もいるかもしれません。日本にはこのように漢字だけでは読み方を推測しにくい地名が数多くあります。
吹田市の公式ホームページによると、吹田市の名前の由来には、意外と面白い歴史があります。
現在は「吹田(すいた)」と書きますが、奈良時代の史料である「行基年譜」には「次田里(すきたのさと)」「次田堀川」と記されており、もともとは「次田(スキタ)」と呼ばれていたと考えられています。
その後、発音が変化して「スキタ」が「スイタ」となり、さらに「次」の草書体が「吹」に似ていたことから、「吹田」という表記が使われるようになったとされています。
また、古代にはこの地に「次田連(すきたむらじ)」あるいは「吹田連」と呼ばれる豪族がいたことも記録に残っています。地名と豪族名が深く結びついていた可能性があり、吹田の歴史は1300年以上前までさかのぼることができます。
地名には、その土地の歴史や文化、人々の暮らしが刻まれています。何気なく目にしている地名も、その由来を調べてみると新しい発見があります。読めなかった漢字を知ることはもちろん、その背景にある歴史にも興味を広げてみてください。知識が増えるだけでなく、自分たちの住む地域への理解も深まることでしょう。
そんな歴史ある地名を冠した吹田高等学校、これからも地域に愛され続ける高校でありたいと思います。






