8月25日(月)、本校体育館にて2学期始業式を行いました。私の方からは、次のお話をしました。
いよいよ2学期が始まります。長い夏休みでしたが、今年は例年以上の暑い夏となったので、外出は控えて、家で過ごす日が多かったという人も多いかもしれません。まだまだ暑い日が続きますが、学校再開です。学校モードに徐々に身体も気持ちも戻していきましょう。
1学期の終業式で文化祭担当の先生から、「文化祭は準備がいちばん 準備をしっかりとがんばったからこそ、文化祭を楽しめる」という言葉がありました。
その言葉を聞いて、文化祭って何のためにするのだろうか、と改めて考えてみました。みなさんは「学習指導要領」って聞いたことがありますか。学習指導要領は文部科学省が定めている教育課程の基準みたいなものです。そのなかで、文化祭を含めた学校行事の意義が述べられています。
学校行事を通して、望ましい人間関係を形成し、集団への所属感や連帯感を深め、
公共の精神を養い、協力してよりよい学校生活を築こうとする自主的、実践的な態度を育てる。
と書かれています。
「世界は誰かの仕事でできている」という言葉、この言葉を聞いて、「あれ、どこかで聞いたことがあるな」と思った人もいるかもしれません。これは、ある缶コーヒーのCMで使われていた言葉です。今、学校の中にいる私たちの目に見えるすべてのものは、誰かが作ってくれたものです。誰かが服を作ってくれたおかげで、服を着ることができるし、学校まで来ることができるのも、自転車を作ってくれた人、電車を運転してくれる人、そういう人たちのおかげです。まさしく「世界は誰かの仕事でできている」ということですよね。
1学期の終業式では、中島みゆきさんの「糸」という歌を紹介しました。「糸」は人との出会い、人との縁についての歌詞が印象に残る歌です。今回は、これも私のヘビーローテーションなのですが、ミスターチルドレンの「彩り」を紹介したいと思います。世代的に、ミスターチルドレンはあまり知らないという人が多いとは思いますが、なかなかの名曲ぞろいです。
「彩り」の歌詞を少し紹介します。
僕のした単純作業が この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑
自分では、やっていることに意味がないように思う事柄でも、実はそれが誰かの笑顔につながっている、自分の仕事に誇りを持とうと、私たちを励ましてくれる歌です。
夏休みが終わると、文化祭に向けて動き出します。文化祭は、一人で作るものではなく、みんなで作り上げるもの。文化祭で出来上がるものは、クラスの中の誰かの仕事の結果できたもの。自分のしていることがクラスの誰かを笑顔にして、その笑顔を見れば、自分も笑顔になれる。お互いへのリスペクトを再確認できる、よい機会だと思います。
2025年の文化祭は、今回限り。同じ文化祭は二度とありません。これからの2週間、自分のすべきことをしっかりと果たし、みんなが笑顔で楽しめる文化祭を作り上げていきましょう。
