3月19日(水)本校体育館にて、3学期終業式を行いました。

私からは次のお話をしました。

みなさん、おはようございます。いよいよ3学期最後の日となりました。1学期始業式で、みなさんにはぜひ新しいことにチャレンジしてほしいというお話をしました。私自身のチャレンジとしては、校長通信を毎月発行することでした。みなさんに読んでもらえるように、毎月いろいろと工夫しながら書いてきました。今年度の最終号となる3月号を、このあとライデンメールにて送ります。ぜひ読んでみてください。

今日は、チャレンジにつながるお話をしたいと思います。みなさんは「和歌山南陵高校のバスケ部」のお話を聞いたことがあるでしょうか。バスケが好きな人は知っているかもしれませんし、1月にテレビで特集が組まれていましたので、見た人もいるかもしれません。和歌山南陵高校の男子バスケットボール部の部員は3年生の6人のみ。昨年夏のインターハイでは、人数の少なさから、体力を温存するために「走らないバスケ」という戦法が功を奏し、見事1勝を挙げました。その後、ウィンターカップに向けて準備を進めていたなかで、大会の1か月ほど前に、部員の留学生が急遽帰国することになってしまいました。

みなさん、バスケは何人でプレーするか知っていますか。そう、5人ですよね。6人だった部員から、1人が急遽帰国。まさしく「5人で戦う」ことになってしまったウィンターカップ、長崎工業高校との1回戦。第4クォーター、残り6分42秒、2点のビハインド。そこで痛恨のファールで退場となり、4人でプレーすることに。4人になった場合の練習はしてなかったため、結局、ここから引き離されてしまいました。それでも、最後まであきらめず、40分間を戦い抜きました。

学校の経営難により、多くの生徒が転学し、部員も辞めていくなかで、それでも最後まで戦い続けた和歌山南陵高校バスケ部のみなさんの頑張りには心から拍手を送りたいと思います。まさしく「あきらめたら そこで試合終了」を体現したみなさんだと思います。

みなさんも、どうしようもなく大きな壁にぶつかって、諦めてしまいそうになることがあると思います。でも、みなさんを支えてくれている人たちと一緒に前に進むことをやめてしまわないで、歩みを続けてください。必ず、光が見えるはずです。

1年間、校長通信も含めていろいろなお話をしてきました。みなさんの心に何か残るものがあればいいなと思っています。また、始業式でお会いしましょう。