12月24日(火)、体育館にて2学期終業式が行われました。

私の方からは、次のお話をさせていただきました。

みなさん、おはようございます。今日で2学期が終わります。振り返ってみると、2学期には文化祭、2年生のみなさんは修学旅行もありました。経験は財産です。いろいろなことを経験した分、人生の財産が増えたことと思います。一生の中で、今しか経験できないことを大切にしてほしいです。

年末ですので、2024年を振り返りたいと思います。2学期の始業式でもお話しましたが、今年はオリンピックイヤーでした。心に残る名場面がたくさんありました。ただ、私の中でのPerson of the Yearは大谷翔平さんです。同意見の人も多いのではないかと思います。今年の活躍は素晴らしかったですよね。野球にそんなに興味がない人でも「50-50」という言葉は聞いたことがあると思います。

みなさんは大谷選手が高校生のときに書いていた「マンダラチャート」を知っていますか。マンダラチャートでは、「ひとつのトピックを9×9マスに分解して書き出す」ということをします。いくつか大きな目標をたてて、そのまわりにその目標を達成するためにはどうするかという小さい目標を複数書いていきます。そのマスが全部で81個あって、まるで仏教の曼荼羅(マンダラ)のようであることから、マンダラチャートと呼ばれています。

大谷選手は高校生のとき、絶対に達成したい、一番大きな目標を立てました。それは、「ドラ1・8球団」(8球団からドラフト1位で指名を受ける)ということです。その目標を達成するために必要なこととして、「体づくり」「コントロール」「キレ」「スピード160km」「変化球」「メンタル」「運」「人間性」。当然野球に関係する言葉が並びますが...最後の2つだけ繰り返しますね。「運」と「人間性」です。「運」の周りのマスには「あいさつ」「ゴミ拾い」「部屋そうじ」「道具を大切に使う」「審判さんへの態度」「プラス思考」「応援される人間になる」「本を読む」。「人間性」の周りのマスには「感性」「愛される人間性」「計画性」「思いやり」「感謝」「礼儀」「信頼される人間」「継続力」という言葉が並んでいます。

一見、野球とは関連のない目標をなぜ立てたのでしょうか。恐らく、大谷選手は、ただ単に、野球選手として実績をあげることをめざすのではなく、人間としても高い目標を設定する。これが結局、野球の実績にもポジティブな影響を与えると考えたのではないでしょうか。また、運についても、運を高める方法が、神社に参拝して神頼みをするのではなく、毎日の正しい行いの積み重ねだと考えているように思います。

まもなく2025年が始まります。「一年の計は元旦にあり」なんでも最初が肝心という意味です。どのような1年にしたいか、ぜひ考える時間を取ってほしいと思います。大谷選手のマンダラチャートはネットで調べるとすぐに出てきます。興味を持った人は、見てみてください。

(終業式の様子については、こちらをお読みください。)