2年生の「現代社会」では、「イメチャレ」という論理思考問題に取り組んでいます。
「イメチャレ」は、「イメージ・チャレンジ」の略称であり、一問一答形式の問題ではなく、人類がこれまで何度も挑戦し、何度も悩んできた「答えのない問い」に、論理的に挑戦する取り組みです。
生徒の皆さんには、例えば「コロナウイルス感染症の感染拡大をどのように防ぐか」や「平和な世界を実現するためにはどのようにすればよいか」、「差別のない社会を実現するには何が必要か」など、とても壮大かつ確定的な答えが出ない問いを提示します。
2年生の生徒の皆さんは、初めの頃は自分の考えや意見をなかなか文章や言葉として表現することが難しい様子で苦戦していましたが、何度も何度も挑戦することにより、論理性も、文章力も向上してきており、私自身も生徒の皆さんの解答を見るのがとても楽しみです。
現代社会は激動の時代をたどり、また新たなステージに向かっています。
このような時代だからこそ、自分の思いや意見を持ち、様々な手法で表現する力を育んでいきたいです。