3年生世界史A(4年制コース)では、現在イスラーム教の歴史を学習しています。
「歴史」というと、どうしても「過去のこと」というイメージが強く、用語の暗記などに意識が向いてしまいますが、「現代の謎」を解き明かす手がかりにもなる重要な学問なのです。
例えば、中東、とくにアラビア半島、さらに限定的にイェルサレム・・・
なぜ、このような地域では戦争、紛争が頻発し、解決が難しいのでしょうか。
それは、ユダヤ教、キリスト教、そしてイスラーム教、それぞれの宗教の聖地がイェルサレムに集中していることが原因の一つとして挙げられます。
このように、歴史を学べば、現代の謎を解き明かすルーツに繋がっていくのです。
本校の授業でも、この視点を大切にして、どの時代を学ぶ場合でも必ず現代と結びつけて学習しています。
暗記だけでなく、いろんな「謎」に視点を当て、歴史を楽しみましょう!