本校ではこの時期、自治体の財政状況等について関心を持ち、考える機会とするために、茨木市企画財政部財政課のみなさまにお越しいただき、2年生全クラスの公共の時間にゲスト講師としてお越しいただき、授業を行っていただいています。この日、私もその授業を後ろで拝見いたしました。

最初に地方財政について講義を受けたのち、6つのグループ(福祉・健康、子育て・教育、文化・市民活動・安全・安心、産業・都市、環境)に分かれ、1億円の予算をもとに事業案を考えます。以前に教育行政にいた時、新規事業のアイデア出しに悩まされた経験も思い起こされ、「もしいいアイデアなら、茨木市さんが持って帰って事業のseedsにされるかも」と、淡い期待も持ちながらグループワークを見つめました。グループワークを終え、各グループが発表。それぞれのジャンルごとにアイデアを述べ、全グループが発表を終えたあと、財政課の方の講評の中でも、例えば、ジョギングの愛好者を地域の見守りに活かすという生徒からのアイデアに対し、なるほどと受け止めつつ、茨木市でも、犬の散歩をする方に「わんわんみまもり」とネーミングしてお願いしている、との取り組みを紹介いただきました。個人的にとても驚かされたアイデアは「市の境界を変え、○○公園(当日の発表では実際の地名でしたが、本稿では伏せさせていただきます)を茨木市に編入して、文化的な取り組みの活性化を図る」でした。財政課の方々も驚きつつ「実現は難しいですね」とコメントされましたが、思いもよらない発想で、自分の発想がまだまだ枠を超えられていない、と思い至りました。
日々の学びを活かし、社会をよりよくするために考える、コミットするといった機会は大切だとあらためて思いました。茨木市のみなさま、ありがとうございました。