この日の午後は、1年生の保護者のみなさま向けの進路講演会。昨年に続き、毎日放送アナウンサーの山中真様にお越しいただき、「局アナの4人子育て 正解探し」と題してご講演賜りました。子どもさん4人の中に、本校の卒業生もいらっしゃる、とのご縁もあって、快く引き受けていただきました。講演に先立って校長室で打ち合わせしているときも気さくにお話しいただき、保護者のみなさまにとってもとてもいいお話になる、と早々に確信して、会場に向かいました。

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会場はすでにかなり埋まっており、土曜日にもかかわらず目視で100人超の保護者が開始を待っておられました。14時、いよいよ講演スタート。ご自身のお仕事や子どもたちとのかかわりのことを笑いも含みながら丁寧にお伝えいただき、あちこちにうなづきや共感が広がっていくのが伝わります。とりわけ保護者のみなさまの印象に強く残ったと思えたのが、後半で親として大切にしてきたことを、ご自身、お連れ合いそれぞれの立場から具体的にお話しいただいたことでした。山中様は「多くの経験を保障する、話しかける、事実と感情をともに聞く、自分の感情を伝える、自信を持たせる(きょうだいの比較はしないでほめる)、大人がしている努力や楽しさを伝える」、お連れ合いの方が大切にされてこられたのは「一緒に勉強する、子どもを自分の所有物にしない、SNSをしない、子どもの友だちの名前を覚える、リスペクトと冗談のバランスをとる、夫婦げんかを見せない」でした(言葉が正確でないかもしれないのはご容赦を)。そのあとさらに、今は大学生になっているお子さんにもインタビューしたことも教えてくださいました。曰く「部活との両立に成功した者はコツコツ型で受験の意識が早かった。自分は、周りからの刺激を受けて、受験も含めての体力もついて、部活はやってよかった。入学後はイチからのスタートだから、いつ意識を変えるかが大切。」とのこと。これらのことをふまえて、山中様より、「親は3年間を見通した逆算は必要。過干渉と放任の間でどうバランスをとるかは難しいが、ゴールがあるわけではなく、一喜一憂しなくてよい。」とお伝えいただきました。

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私自身も、受験生の親の立場で引き込まれて考えさせられる刺激的なひとときで、納得することの多いお話でしたし、保護者のみなさまにとっても、大切なお土産になるお話であったのではないかと感じました。あらためて、山中真様、どうもありがとうございました。