前期期末考査もあと2日、というこの日の朝。出勤してくると、正門の時計の上にある風見鶏の、その向こうに月が見えました。

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「太陽に向かって駆ける」というと、自分のような世代の人間にとって10代の頃の懐かしい響きがありますが、「月に向かって飛ぶ」というと、なんとなくアカデミックな感じを勝手に持ってしまいます。昔、月面に向かうような宇宙飛行士になるために必要な力について、「高度な専門性と卓越したコミュニケーション力、つまりは総合的な人間力」といった意味の文章を見かけたことを思い出しました。

朝、あいさつをしていても、張り詰めた感じと若干の眠たさとがまじりあう様子をたくさん見かけます。明け方に月を眺めながら最後の詰めをした方もいるかもしれません。未来に向かって飛ぶために、持てる力を尽くしてほしい、と願います。