校長挨拶

 

みなさんこんにちは。大阪府立大阪南視覚支援学校ホームページにおいでいただき、ありがとうございます。

校長 松村 高志

 

 本校は、大正3年、吉田多市先生、志岐與市先生、このお二人の先生が大阪市西区北堀江通に、視覚に障がいのある方の職業自立のための学校として「私立大阪訓盲院」を開設したことに始まります。昭和3年に大阪府に移管、大阪府立盲学校と改称しました。昭和13年に現在の住吉区山之内に新築移転し、平成26年10月13日に創立100周年を迎えました。平成27年7月には、現地建替えによる新校舎が竣工し、創立100周年と新校舎竣工の記念式典を平成27年10月31日に挙行しました。平成28年4月からは、大阪市立特別支援学校の大阪府移管に伴い校名が現在の校名「大阪府立大阪南視覚支援学校」となりました。 

 本校は、幼児から成人まで目が見えにくい人、目が見えない人、または将来目が見えにくくなる可能性のある人に対して、一人ひとりの障がいの状況に応じ、幼稚部から高等部専攻科(本校では専修部と呼んでいます)までの一貫した教育のもと、視覚障がい教育の専門性をもって、自立や社会参加を支援する教育を実践しています。国家資格を獲得し、医療分野での職業自立をめざす高等部専攻科には、保健理療科、理療科、理学療法科、柔道整復科の医療系4学科を設置しています。理学療法科は全国の視覚支援学校では本校と筑波大学附属視覚特別支援学校の2校に、柔道整復科は公立学校では本校に設置されたものが唯一となっています。これら4学科においては関係団体等とも連携し、視覚障がいのある方の就労や新たな職域を開拓するという使命のもと、教育内容の充実に努めています。

 また、文部科学省の研究委託を受けた大学と連携し、タブレット端末等のICT機器を活用した視覚障がい教育の実践や、バイオリニスト五嶋みどりさんが理事長である認定NPO法人ミュージック・シェアリングの楽器指導支援プログラムを活用した音楽教育など、その教育実践の成果を全国に発信しているところです。

 創立時の視覚障がい者の自立を願う熱い思いは、本校の伝統として今も引き継がれています。新学習指導要領等への対応をしっかりと行い、本校教職員が教育者としての高いプロ意識をもち、社会の変化に柔軟に対応した教育を進めることで、幼児・児童・生徒・学生一人ひとりを大切に育み、社会に貢献する人材を育成していきたいと考えています。

 今後とも、さまざまな教育実践にチャレンジしながら、全国の視覚障がい教育を推進する責任を果たし、視覚障がい教育のセンター的機能を発揮していきたいと考えています。視覚障がい教育にかかわる方々をはじめ、初めて本校のホームページをご覧になった多くの方々も含め、皆様のご理解、ご支援をいただくことで本校の教育はさらにパワーアップすることができると思っています。これからもよろしくお願いします。

平成31年 4月 1日

それでは、より詳しい説明を各ページで行っていますので、ページをお進みください。