准校長からの挨拶

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ご挨拶

桃谷高等学校CSⅢ部・夜間定時制のホームページをご覧いただきありがとうございます。

令和3年4月に赴任し、2年目となりました准校長の中濵 秀徳でございます。

本校は、昭和41年4月に大手前高校通信制課程の独立校として現在の地に誕生し、平成4年度には府立初の単位制高校に、平成7年度には定時制課程の昼間部、翌8年度には夜間部を開設しました。さらに平成17年度、定時制課程の多部制単位制高校(クリエイティブスクールⅠ部・Ⅱ部・Ⅲ部)に改編しました。

本校には多様な背景のある生徒が多数在籍しています。働きながら通学する生徒や外国にルーツのある生徒、不登校経験のある生徒や他校からの編転入学生徒、中学校の夜間学級を卒業した生徒など、年齢も10代から70代までの生徒がいます。令和3年度には、秋季(9月)に9名、春季(3月)に18名の計27名が卒業しました。卒業生が本校で在籍した期間は1年半から5年半と幅広く、一人ひとりが自分のペースを大切にしながら学校生活を送りました。

本校はめざす学校像を「安全で安心な居場所で小さな成功体験を積ませることで生徒を社会参画する市民として育て、世に送り出すセーフティネットとしての学校」とし、

1 個に応じた学習指導の工夫に努め、学力の向上を図る。

2 生徒の自己実現を支援する進路指導を推進する。

3 豊かな心や社会性を育む。

の3つに重点を置き、教育活動を展開しています。教職員は、カウンセリングマインドをもって生徒の支援・指導に当たっており、すべての生徒が「この学校に入学してよかった」と思えるように、教職員が一体となって、安全で安心な生徒の居場所となる学校づくりを進めています。

ところで、本校Ⅰ部・Ⅱ部は令和2年度募集より府立勝山高等学校と統合整備され、現勝山高等学校の校地を使用し、新しい多部制単位制Ⅰ部・Ⅱ部の高校である「大阪わかば高校」に生まれ変わりました。それにあわせ本校Ⅲ部は、令和2年度入学者から夜間定時制の課程に改編しております。本年度については、1~3年次(本校は学年ごとに課程の修了の認定をする学年制のシステムをとっていませんので"年次"と表現します)は夜間定時制の課程、4年次は多部制単位制Ⅲ部の生徒が在籍しているということになります。課程は改編されますが、引き続き現校地校舎を使用し、これまで同様単位制としての教育活動を継続しております。

安定した納税者を生み出すことで大阪府に貢献することをめざす本校Ⅲ部・夜間定時制へのご支援ご協力を、今後ともよろしくお願いいたします。

令和 4年4月1日

准校長 中濵 秀徳