1月6日 教職員人権研修 ~同和問題について~

1月6日(水)に教職員研修として、「同和問題に関する校内研修を行いました。

この研修のねらいとして、

     ① 同和問題の現状や、その解決に向けた教育の果たす役割の重要性について知る。

     ② 学校での同和問題に関する人権学習の取組みのイメージを描く機会とする。

の2点に沿って研修は行われました。

①について、同和問題に関する国民の意識などを数値やグラフで捉えることで、より現状を把握することができました。また、今現在も続くこの問題を教員間で深く話し合い、意見を交換することができました。

②について、具体的なワークシートを用いながら、実践的な取組みの方法を考えました。ワークの中で、迷信や偏見、思い込みが自分の無意識の中に存在しそれが無意識の差別につながる可能性があることを知りました。

最後に、今回の研修を通しての、大切なキーワードを共有したいと思います。

・「差別される」側に責任はないこと

・「何もしない」「関係ない」では差別はなくならないこと

・すべての人が自分自身の問題として捉えること

・すべての人が同和問題に関して、深く悩み、考えること

・すべての人が「差別を許さない」立場に立ち、差別を許さない行動をとること