今日は、しばらくぶりに4人の生徒が、お昼休みに校長室に来ました(2人は隣の放送室や図書室から出てきたところを私が招き入れました)。
そこで、半ば、思いつきのような感じで、「今日は、校長先生に、なんでもよいので、自分が考えていること。校長先生にしてほしいことのどちらかを言ってみようか。それを言わないと校長室をでることができませんよ。ただし、人の悪口とか、100万円くださいとかはだめ。」と言ってみました。生徒は「えー」と言いながらもちょっと嬉しそうなようすです。
このあいだ、担任の先生から「校長先生に言いたいことがあるらしいですよ」と聞いていたA君から始めました。
ダイジェスト版でお伝えします。
私「では、まずAくんからはじめよう。このあいだから、校長先生に言いたいことあると担任の先生に言っていたよね」
Aくん: ・・・無言で、うなずくが、はずかしそうに目をそらす・・・
私: 「言わないと、校長室出れませんよ。」
周りの生徒: 「うわー。どうしょう。」
Aくん: ・・・笑顔だが、目はそらしたまま、困っている様子、、、。
私「そういえば、前に通学バスに乗るときに、鍋を一緒に食べたいって言ってたね。」
Aくん:・・・笑顔でおおきくうなづく・・・
私:「よし、分かった。鍋料理を一緒に食べたいということでいいね。どんな鍋料理かな?」
Aくん:・・・笑顔だが、やはり無言・・・
私:そしたら次までに、鍋の中身を考えてくれるかな。校長室でなべを君とふたりで食べるのはちょっとむつかしいけど、まず、鍋料理の中身を決めよう!」
Aくん:「はい」と大きく笑顔でうなづく。そしてほっとした様子。
私:「では、次はB君」
Bくん:「運動部をふやしてほしいです。」(彼は部活動でがんばっている生徒です。敬語がだんだんと使えるようになっています。サッカー、バスケット、ソフトボールのすべてに参加しています。)
私: 「ほー、なるほど。どんな部かな?」
Bくん:「・・・・・・・」(真剣に考えているが、すぐには、浮かばない様子)
私:「たとえば、チームで活動するクラブかな?バスケット、サッカー、ソフトボールはもうやっているから、それ以外というと、たとえばバレーボールとかかな?」
B:「そう!」
B:「わかった。顧問の先生に一度相談してみたらいいね。では、C君」
Cくん:私の目をみつめ、何かいいたそうな表情だが、すぐには言えないような様子「(彼は週に1回は校長室に来てくれます。)
Bくん:「Cは卓球やってるやんか!」
Cくん:「ぼくは、卓球!」
私:「おー、うきうきタイムで卓球やってるよな。ファインプラザの卓球の練習の帰りに駅であったこともあるよな。」(「うきうきタイム」とは生徒たちが多く中から選択する授業での名称で、彼は卓球を選択しています)
Cくん:「校長先生も一緒に卓球やる?」
私:「うきうきのときに一緒にやれたらいいよね。でも月曜日は出張が多いから行けないかもしれないな、、、。」
ここで突然、校長室の電話がなり、あえなく、話は一時中断。
電話をきって振り返ると、Bくん、Cくんはいなくなっています。(あれ? そうか、言い終わったもんな、なるほど、、、。)
私:「ではDくん」
Dくん:「放課後にバンドやりたい。」
私:「ほー、それって、他の先生にいったことある?」
Dくん:「E先生に言った。「そんな気持ちになるのうれしいわ!」と言ってた。」
私:「そーか。バンドか!いいねー。うきうきのギターが楽しいんやね。」
Dくん:「そー。楽しい。」
ここで、昼休みの終わりを告げるチャイム。
めでたくすべての生徒が校長室を出て、それぞれの授業にでることができました。