1月8日(木)、本校体育館にて、3学期始業式を行いました。
私からは、以下のお話をいたしました。
新しい年、そして新しい学期が始まりました。みなさんは、年が明けて、どんな気持ちで今日を迎えているでしょうか。お正月に「今年こそは、〇〇を頑張ろう」と目標を立てた人もいれば、特に言葉にはしていないけれど「新しい気持ちで始めよう」と心の中で感じている人もいると思います。
新年に目標を立てるというのは、ただの習慣のように思うかもしれません。しかし、目標を言葉にするということには、とても大きな意味があります。それは「自分の気持ちを言語化すること」だからです。ぼんやりと思っているだけでは、どんな方向へ進めばいいのか分からないこともあります。でも、言葉にしてみることで、めざすべき道がはっきりしてきます。
例えば、「今年は勉強を頑張る」という思いがあったとして、それを「英語の単語を1日10個覚える」と具体的に言葉にすれば、毎日の行動に結びつきます。「友だちともっと仲良くしたい」という気持ちも、「困っている友だちがいたら一声かける」と言葉にすることで、行動の指針になります。言葉は、自分自身を導いてくれる地図のようなものです。
みなさんの中には、自分の気持ちを言葉にするのが難しいと感じる人もいるかもしれません。自分の考えなんてたいしたことない、そんなふうに思う人もいるかもしれません。でも、自分では気づいていないかもしれないけれど、みなさんはすでに、自分の考えを見つめる力を持っています。日々の生活の中で、喜んだり、悩んだり、時には怒ったりしている。その一つひとつが、自分の気持ちを見つめるきっかけになっています。
実は、私は昨年の4月から毎日、自分の気持ちをノートに書くようにしています。「嬉しい一言をもらえたこと」「なんでやろう?と思ったこと」「明日は頑張りたいと思うこと」。たった一行でも書き残すと、不思議と気持ちが整理されていきます。みなさんも、ぜひ試してほしいと思います。大げさなことを書かなくても大丈夫です。自分の中にある気持ちを、一言でもいいから外に出す。それが、考える習慣を育て、次の行動を決める力になります。
3学期は、1年の締めくくりの学期です。これまで積み重ねてきたことをしっかりと形にし、次の学年へつなげていく大切な時期です。だからこそ、一人ひとりが「自分はどうしたいのか」を考えることが求められます。自分で考え、自分の言葉で自分を導く。その姿勢が、これからのみなさんの人生を支えていく大切な力になると信じています。
新しい年の始まりに、ぜひ自分の気持ちを言葉にしてみてください。その言葉が、みなさんの背中を押し、進むべき道を照らしてくれるはずです。
事務室前に、よく書道や美術の作品を展示してくださっています。校内だけではなく、本校に興味を持ってくださった方にも、ぜひ見ていただきたいと思って、私も校長ブログにて、紹介させてもらっています。先日展示されていた書道作品は、歌詞の一節を自分なりにアレンジしたレイアウトや書体で書き表したものでした。やっぱり歌からは力をもらえるなと思いながら、見せてもらいました。
私からは、この歌の歌詞を紹介して、みなさんにパワーを送りたいと思います。
何度でも何度でも何度でも
立ち上がり呼ぶよ
きみの名前 声が涸れるまで
悔しくて苦しくて
がんばってもどうしようもない時も
きみを思い出すよ
10000回だめで へとへとになっても
10001回目は 何か変わるかもしれない
これはDREAMS COME TRUEの『何度でも』という歌です。みなさんにもパワーが届いていたら、うれしく思います。
3学期も、一人ひとりが自分の力を信じて、仲間とともに充実した毎日を過ごせますように。私も全力で応援していきます。
