4年生の教養系列選択科目「地歴演習」では、今年度「防災・減災力を高める」を目標として授業を行っています。
前期までは、阪神・淡路大震災や東日本大震災、台風による被害など、過去の様々な災害について、その被害や現象自体を学び、災害そのものの理解を深めました。
どのように地震が発生するのか、地震の揺れの種類とその傾向、地震にはどのように備えるべきか、台風の到来にはどのように備えるのか、など、生徒たちは今まで知らなかったこと、断片的にしか理解できていなかったことを理解し、災害に対する理解を深めています。
後期からは、災害による被害をどのように少なくするかを、ハザードマップなどを利用しながら具体的に、生徒たちに考えてもらう予定です。
今年は、大阪北部地震や北海道胆振東部地震、台風21号・24号による被害など、日本が「災害大国」であるということを再確認させられた年となりました。
生徒たちには、防災・減災力を高め、「大切な自分」を守れる力を身につけ、また、「大切なもの」を守れる人になってほしいです。
文責:水崎教諭【社会科】