授業のテーマは「条件付き確率」です。「10本のうち3本が当たりであるくじを2人が順番に引く。ただし、2人目がくじを引くとき1人目のくじは箱に戻さない。」この時、自分なら1番目にくじを引きたいか2番目にくじを引きたいか?を生徒に尋ねます。プリントに沿って最初に1人目が当たる確率を考えます。次に2人目が当たる確率を考えますが、まずは各自で考え、その後ペアで話し合いながら解答を作ります。途中でどう考えればいいのか、担当教員からヒントが与えられました。生徒が考えている間、担当教員が生徒のところに行き、質問に答えるなど少人数ならではのきめ細かい対応をしている様子が見えました。そして担当教員が解答の説明をします。スライドを使い、視覚的にわかりやすい工夫が見られ、1つ1つの段階を丁寧にまた適宜発問し生徒の理解を確認しながら進めていました。生活の場に関係する内容が「条件付き確率」で考えられることで、数学への興味を持たせることができる授業でした。
~Next move Next step Neyatei~