地域の方にご縁をつないでいただき、平野区の防災協力企業として登録されている「株式会社田中浚渫工業」さんに、災害時の電力供給について協力のお願いに伺いました。


田中浚渫工業さんは、昨年、平野区に新しく大阪本社を構えられた、本校にとっての“ご近所企業”です。

「浚渫(しゅんせつ)」という、河川や池、ダムなどにたまった土砂などを取り除く仕事をはじめ、建設工事や産業廃棄物の収集運搬・リサイクルなど、私たちの暮らしや環境を支えるさまざまな仕事をされています。

また、地域とのつながりを大切にし、会社の仕事や取組を多くの方に知ってもらおうと、積極的に情報発信にも取り組んでおられます。


今回、そんな地域の頼もしい企業にお願いしたのが、災害時の「電力」です。

本校には、医療的ケアを必要とする子どもたちをはじめ、体温調整や健康管理など、日常生活の様々な場面で継続した支援を必要とする子どもたちが在籍しています。そのため、災害によって電力の供給が止まることは、子どもたちの健康や安全、生活を維持するうえで大きな課題となります。

学校でも複数台の蓄電池を備えていますが、避難生活が長期化すれば、それだけで十分な電力を賄うことはできません。

そこで、災害時にお力を貸していただけないか相談したところ、「自分たちにできることなら、何でもします」と、とても心強いお返事をいただきました。

さらに、災害時にはガソリン発電機を学校まで持ってきて貸していただけるとのご提案まで!

地域にこんなにも心強い企業があることを、本当にありがたく感じました。


そして、せっかく生まれたご縁。防災だけではもったいない!

田中浚渫工業さんには、超高圧洗浄車や超強力吸引車、大型ダンプなど、子どもたちが思わず目を輝かせそうな「働く車」がたくさんあります。

そこで、子どもたちの社会見学についても相談させていただいたところ、こちらも快く応じてくださいました。

災害への備えをきっかけに始まったご縁が、子どもたちの新しい学びにもつながっていきそうで、今から楽しみです。


今回の訪問も、地域の方が学校と企業をつないでくださったことから始まりました。

関係機関はもちろん、地域のみなさまや企業のみなさまにも、地域の学校の一つとして本校を温かく受け入れ、支えていただいていることを日々実感しています。

人と人とのつながりが、また新しいつながりを生み、それが子どもたちの安全や学びにつながっていく。

そんな地域とのつながりを、これからも大切にしていきたいと思います。

田中浚渫工業のみなさま、そして今回のご縁をつないでくださった地域の方、本当にありがとうございました。

これからも末永く、どうぞよろしくお願いいたします。