学校長より

校長挨拶

未来社会の創造を担う生徒の成長を    

    〝頑固〟に応援する学校でありたい

大阪府立旭高等学校長  浅田 和也

 

 本校は、昭和27年(1952年)の創立より70有余年を迎えます。平成4年(1992年)に、普通科高校である本校に国際教養科が併設され、令和3年(2021年)からは国際文化科として、国際交流の取組みや探究活動など、普通科と国際文化科・国際教養科の生徒たちの協働を通して、新しい環境に向かう異文化適応力や固定概念にとらわれない柔軟な思考力の育成に努めてきました。

 また、校訓「自主自立・協調友愛」のもと、普通科と国際文化科の併設という特色を活かし、多様な価値観、豊かな感性に基づいた「チームで働く力」を身につけ、国内外を問わず社会に貢献する人材を育てることを本校の使命と考えています。これからも、探究的な学びや異文化理解教育を通じて「考え抜く力」と「前に踏み出す力」を育成し、一人一人の進路実現、自己実現のための思考力・判断力・表現力を培う教育に邁進します。

 海外の教育学者ウィリアム・アーサー・ワードがこのようなことを言っています。

〝平凡な教師は言って聞かせる。よい教師は説明する。優秀な教師はやってみせる。しかし、最高の教師は子どもの心に火をつける〟

 本校は、教職経験豊かな先生、教育への情熱たっぷりの先生、生徒に温かく寄り添う先生など、まさに、〝生徒たちの心に燃える火を見つけ出そう〟と、学習指導に、部活動指導に奮闘する本当に優れた先生方でいっぱいです。

 生徒たちには、ぜひ、学習に、部活動に、学校行事に、あれにもこれにもとどんどん欲張って〝チャレンジ〟して、〝自分の良さ〟をたくさん発見して、〝将来の夢〟を大きく描いてほしいと願っています。

 そして、高校をあとに次のステージへと進むとき、自分を取り巻く新しい環境を創り出すときには、自身の青春の一ページとして高校生活3年間の足跡をしっかりと刻んでいてほしい、多くの出来事や思い出を一綴りにしながら、自身の成長の記録としての「自分史」を語ることができるようになっていてほしいと、心から願っています。

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